空体道の立禅の特徴は、身体の筋力を極力使わないようにして立ち続けることです。
筋力を使わなければ、使わないほど、身体の力は抜け、全身に重さ(重力)が通るようになってきます。
ではどうすれば筋力を最小限しか使わず、立ち続けられるようになるのかと言えば、答えは簡単です。
「筋力を極力使わないように立ち続けよう」と思いながら立禅を続ければよいのです。
あとは時間(年月)が解決してくれます。
でも私もまだまだ筋力を使いすぎて立禅をしているようです。身体の各部に微妙な力みを感じています。
しかし改めて思います。立つこと、立ち続けることがこんなにも深く、そして面白いことを。立禅、一生やめられませんね。
2022年05月14日
足りない
私がいつも自分の武術について思っている言葉は「足りない」です。
脱力が足りない・・・重さが足りない・・・威力が足りない・・・重力との調和が足りない・・・
もう足りないものだらけです(笑)
普段、偉そうに会員さんに指導していますが、これが本心です。その意味では皆さんと同じです。
でも足りないながらも若いときには出来るわけがないと思われたことが、今ではある程度ですが可能になってきているのも事実です。
だから足りないのは、私のこれからの伸びしろだと思っています。いや〜すっごい伸びしろだらけです(笑)
なのでこれからも稽古、稽古、稽古、そしてほんの一生稽古あるのみです。
脱力が足りない・・・重さが足りない・・・威力が足りない・・・重力との調和が足りない・・・
もう足りないものだらけです(笑)
普段、偉そうに会員さんに指導していますが、これが本心です。その意味では皆さんと同じです。
でも足りないながらも若いときには出来るわけがないと思われたことが、今ではある程度ですが可能になってきているのも事実です。
だから足りないのは、私のこれからの伸びしろだと思っています。いや〜すっごい伸びしろだらけです(笑)
なのでこれからも稽古、稽古、稽古、そしてほんの一生稽古あるのみです。
posted by ロン at 22:53| 日記
2022年05月11日
信じる
空体道の稽古で、どうしたら身体の力が抜けるようになるのだろう、どうしたら技が決まるようになるのだろう、どうしたらうまく戦うことが出来るようになるのだろう、と考えている会員さんもいることでしょう。
答えは簡単です。考えることを止めること。頭(私)ではなく、身体を信じてただ稽古を続けてけばよいのです。
自慢ではありませんが、空体道は、基本も、型も、対練も、組み手も、すべて力が抜けていくように体系されているのです。
だから頭であ〜でもない、こ〜でもない、と考えすぎてはかえって力が抜けにくくなってしまいます。
考えることをやめ、自分の身体を信じて、空体道を信じて、そして私を信じて(笑)稽古を続けていけば、いつか力が抜ける日が訪れるでしょう。
昔から言いますよね。下手の考え休むに似たり・・・
答えは簡単です。考えることを止めること。頭(私)ではなく、身体を信じてただ稽古を続けてけばよいのです。
自慢ではありませんが、空体道は、基本も、型も、対練も、組み手も、すべて力が抜けていくように体系されているのです。
だから頭であ〜でもない、こ〜でもない、と考えすぎてはかえって力が抜けにくくなってしまいます。
考えることをやめ、自分の身体を信じて、空体道を信じて、そして私を信じて(笑)稽古を続けていけば、いつか力が抜ける日が訪れるでしょう。
昔から言いますよね。下手の考え休むに似たり・・・
posted by ロン at 15:52| 日記
2022年05月10日
無い
たまに他の武道、武術を学ばれている方が見学に来られることがあります。
私の動画を見て、自分が学んでいる武道、武術の上達のヒントを得られるかもしれないと期待もあって来られるのでしょうか。
私が会員さんを対練や組み手で崩したり、投げたりするのを見てこんな質問をされる方もいます。
「どのような身体操作をすれば、あるような技が可能になるのでしょうか?」
そんな質問に対する答えはいつも同じです。
「身体操作的なことは空体道ではしないのです。身体のどこかの箇所をどのように使って動かすと言った教えは空体道ではありません。基本的にただ動くだけなのです」
そしてこう付け加えます。
「ただ動くと言いましたが、徹底して力を抜くことだけを意識し、何年も、何年も、何年も、そして何年もひたすら脱力の稽古を続けることによって、少しは全身に重さ(重力)が通ってきた身体だからこそ、ただ普通に動くだけであのような威力が生まれるのです。私の創った空体道は力を抜くことが全ての武術なのです。それ以外の教えはあまりありません。なのでせっかく見学に来られたのに申し訳ないのですが、貴方の武術、武道の参考になること、ヒントになることは何も無いかもしれません」
いつもこんな素っ気の無い返事になってしまうのですが、それしか答えようもないもの事実なのです。でもそれだけでは可愛そうなので、最後に私の重さを少しだけ体験してもらって帰ってもらうようにしています。
もし自分の学ばれている武術、武道の参考、ヒントを期待して見学に来られる方は大変申し訳ないですがこんな答えしか出来ませんのでご了承下さいね。
私の動画を見て、自分が学んでいる武道、武術の上達のヒントを得られるかもしれないと期待もあって来られるのでしょうか。
私が会員さんを対練や組み手で崩したり、投げたりするのを見てこんな質問をされる方もいます。
「どのような身体操作をすれば、あるような技が可能になるのでしょうか?」
そんな質問に対する答えはいつも同じです。
「身体操作的なことは空体道ではしないのです。身体のどこかの箇所をどのように使って動かすと言った教えは空体道ではありません。基本的にただ動くだけなのです」
そしてこう付け加えます。
「ただ動くと言いましたが、徹底して力を抜くことだけを意識し、何年も、何年も、何年も、そして何年もひたすら脱力の稽古を続けることによって、少しは全身に重さ(重力)が通ってきた身体だからこそ、ただ普通に動くだけであのような威力が生まれるのです。私の創った空体道は力を抜くことが全ての武術なのです。それ以外の教えはあまりありません。なのでせっかく見学に来られたのに申し訳ないのですが、貴方の武術、武道の参考になること、ヒントになることは何も無いかもしれません」
いつもこんな素っ気の無い返事になってしまうのですが、それしか答えようもないもの事実なのです。でもそれだけでは可愛そうなので、最後に私の重さを少しだけ体験してもらって帰ってもらうようにしています。
もし自分の学ばれている武術、武道の参考、ヒントを期待して見学に来られる方は大変申し訳ないですがこんな答えしか出来ませんのでご了承下さいね。
posted by ロン at 21:30| 日記
2022年05月06日
遊びを無くす
空体道において身体の遊びを無くすことはとても大切です。
身体の遊びとは、身体のクッションのようなものです。
筋肉の遊び、関節の遊び、骨格の遊び・・・
これらの遊びをそのままにしておくと、遊び(クッション)が技の威力を緩和してしまい、十分に相手に威力を伝えることが難しくなってしまいます。
では空体道ではこの身体の遊び(クッション)をどのように無くしていくかと言えば・・・徹底した脱力により、全身に重さ(重力)を通すことによってその問題を解消していくのです。
不思議なことに、身体に重さ(重力)が通れば、通るほどに、その重さの質が高純度、高密度となり、全身が硬質感を伴って統一化されます。
そうなると身体の遊びがまったくなくなり、触れた瞬間にすべての重さが相手に伝わるようになります。
私はまだまだ未熟ですが、少しは身体の遊びが減っていますので、その片鱗を体現出来るようになってきました。会員さんも長く稽古を続けていけば、かならず遊びを減らすことが出来ると思います。
とにかくあせらずしっくり空体道の稽古に取り組んで下さいね。
身体の遊びとは、身体のクッションのようなものです。
筋肉の遊び、関節の遊び、骨格の遊び・・・
これらの遊びをそのままにしておくと、遊び(クッション)が技の威力を緩和してしまい、十分に相手に威力を伝えることが難しくなってしまいます。
では空体道ではこの身体の遊び(クッション)をどのように無くしていくかと言えば・・・徹底した脱力により、全身に重さ(重力)を通すことによってその問題を解消していくのです。
不思議なことに、身体に重さ(重力)が通れば、通るほどに、その重さの質が高純度、高密度となり、全身が硬質感を伴って統一化されます。
そうなると身体の遊びがまったくなくなり、触れた瞬間にすべての重さが相手に伝わるようになります。
私はまだまだ未熟ですが、少しは身体の遊びが減っていますので、その片鱗を体現出来るようになってきました。会員さんも長く稽古を続けていけば、かならず遊びを減らすことが出来ると思います。
とにかくあせらずしっくり空体道の稽古に取り組んで下さいね。
posted by ロン at 10:57| 日記