先日ゆりかと映画「ゴジラ ー1.0」を観てきました。
いや〜面白かったですね。大満足。北米でも一位の快挙だとか。日本(ゴジラ)パワーはすごいですね。
で、映画を観てふと思ったのですが、ある意味でゴジラは私が追い求める脱力の究極体かもしれません。
圧倒的な重さ。圧倒的な質量。圧倒的な硬質感。圧倒的な密度。圧倒的な塊感・・・ゴジラがただ歩くだけでビルは崩れ、ただ振り向いて尻尾が当たるたけでビルは吹っ飛ぶ・・・存在そのものが絶大な威力。
私と組手をやったことがある会員さんなら、ほんのほんのほんの少しだけ、上記のような感想を私から受けたかもしれませんね(笑)
まあ、妄想はこれくらいにして「ゴジラ ー1.0」本当に素晴らしいですよ。会員さんも観に行ってはいかがでしょうか。ちなみにゴジラのアトミックブレス(熱線)は過去最高の威力でびっくりしました〜
2023年12月08日
脱力への道
私は24年前に練精会を立ち上げてから、まっすぐに脱力への道に進んだわけではありません。
最初の頃は脱力よりも様々な身体操作法に取り組んでいました。そしてそれなりに効果がありつつも、何か満たされないものを感じていました。
そしてそのうちに身体操作法の追求、探求に疲れてしまうようになったのです。まあ、端的にそっちには才能がなかったのですね(笑)
で、ならば開き直ってただ力を抜くこと、脱力にだけ特化してみようと、脱力への追求、探求の日々が始まった訳です。これが幸運にも私の身体にはあっていたようです。
身体の力が抜けていく過程で、私の想像を上回る脱力の可能性の高さを知ることとなり、以前には出来なかったような技が次々に可能になってきました。
そして身体の質も変化し続けていき、脱力が深化すると、身体は柔らかいと言うより、硬質感を伴って統一化され、強力な剛にも比肩しゆる、強大な柔へと育っていくのだと、あくまで私も個人的な思いとしてそう感じるようになりました。
そんな私と同じような感動を会員の皆さんにも味わってもらいたいと思っています。私一人で味わうのはもったいないのです。で、そのためにすることはこれからも伸び続ける、成長し続ける私を見せることだと思っています。それに勝る説得力はないと考えています。
なので私の脱力への道は、まだまだ道半ば。いや半ばも行っていないかもしれませんが、これからも一歩一歩ドラゴンへの道ならぬ脱力への道を歩み続けます。
最初の頃は脱力よりも様々な身体操作法に取り組んでいました。そしてそれなりに効果がありつつも、何か満たされないものを感じていました。
そしてそのうちに身体操作法の追求、探求に疲れてしまうようになったのです。まあ、端的にそっちには才能がなかったのですね(笑)
で、ならば開き直ってただ力を抜くこと、脱力にだけ特化してみようと、脱力への追求、探求の日々が始まった訳です。これが幸運にも私の身体にはあっていたようです。
身体の力が抜けていく過程で、私の想像を上回る脱力の可能性の高さを知ることとなり、以前には出来なかったような技が次々に可能になってきました。
そして身体の質も変化し続けていき、脱力が深化すると、身体は柔らかいと言うより、硬質感を伴って統一化され、強力な剛にも比肩しゆる、強大な柔へと育っていくのだと、あくまで私も個人的な思いとしてそう感じるようになりました。
そんな私と同じような感動を会員の皆さんにも味わってもらいたいと思っています。私一人で味わうのはもったいないのです。で、そのためにすることはこれからも伸び続ける、成長し続ける私を見せることだと思っています。それに勝る説得力はないと考えています。
なので私の脱力への道は、まだまだ道半ば。いや半ばも行っていないかもしれませんが、これからも一歩一歩ドラゴンへの道ならぬ脱力への道を歩み続けます。
posted by ロン at 23:02| 日記
2023年12月06日
腕の力を抜く
練精会の武術にとって腕の力をどこまで抜くかについての説明です。
まず腕を持ち上げて下さい。そして少しずつ腕の力を抜き始めます。そしてこれ以上ほんの少しでも力を抜いたら、腕が落下してしまうと思える状態まで抜き続ける必要があります。
あと少しでも緩めたら、腕が下に落ちてしまう・・・そこまで力を抜いた腕で打撃し、投げを打つからこそ、その技の威力が強大となるのです。逆に言えばそこまで力を抜ききらねば、体格や年齢、性別を超越することは難しいと私は思っています。
でもそんな腕の脱力を維持しながら、技を駆使することは容易いことではありません。非常に困難なことです。なので時間(年月)をかけて、じっくりじっくり、どんな状況でも脱力を維持できるような腕を育て上げていかなければなりません。
もちろん腕だけ抜けていれば良いわけではありません。腕の同じようなレベルで全身の力を抜かなければなりません。
そして最後に会員さんへワンポイントアドバイスです。深呼吸の時に腕を下す時は、腕を(筋力で)下すのではなく、脱力によって落ちてしまう腕をギリギリの筋力で支えてあげる感覚で、ゆっくり下ろしてあげて下さい。腕を下すことに筋力は使わず、落下する腕をコントロールするだけに筋力を使うことです。
そうやって腕の脱力の感覚を身につけていきましょう。
まず腕を持ち上げて下さい。そして少しずつ腕の力を抜き始めます。そしてこれ以上ほんの少しでも力を抜いたら、腕が落下してしまうと思える状態まで抜き続ける必要があります。
あと少しでも緩めたら、腕が下に落ちてしまう・・・そこまで力を抜いた腕で打撃し、投げを打つからこそ、その技の威力が強大となるのです。逆に言えばそこまで力を抜ききらねば、体格や年齢、性別を超越することは難しいと私は思っています。
でもそんな腕の脱力を維持しながら、技を駆使することは容易いことではありません。非常に困難なことです。なので時間(年月)をかけて、じっくりじっくり、どんな状況でも脱力を維持できるような腕を育て上げていかなければなりません。
もちろん腕だけ抜けていれば良いわけではありません。腕の同じようなレベルで全身の力を抜かなければなりません。
そして最後に会員さんへワンポイントアドバイスです。深呼吸の時に腕を下す時は、腕を(筋力で)下すのではなく、脱力によって落ちてしまう腕をギリギリの筋力で支えてあげる感覚で、ゆっくり下ろしてあげて下さい。腕を下すことに筋力は使わず、落下する腕をコントロールするだけに筋力を使うことです。
そうやって腕の脱力の感覚を身につけていきましょう。
posted by ロン at 21:35| 日記
2023年12月04日
振る
空体道そして円転太極拳の基本は腕振り、脚振り、腰伸ばし、体揺すり、体振りです。
これは初歩的な力抜きの方法です。しかし初歩的とは言いましたが、これはこれで奥が深い稽古法でもあります。
例えば腕振り(前後、交互、左右、回転)、脚振り(前、横)は名の通り、腕や脚の力を抜く稽古法ですが、同時に腕振りは手や腕による打撃、脚振りは蹴りや足払いの稽古法にもなっています。
全身の力が抜けていなくても、腕や脚の力がある程度でも抜けていれば、その威力は相当なものになります。腕の重さは2キロから3キロほどあります。当然脚の重さはそれ以上です。そんな重さが飛んで来たら、その衝撃の高さは十分に想像出来ると思います。
なので私も暇さえあれば、腕や脚を振るようにしています。もう癖になっていますので、無意識に振っていることもあります。前にも書きましたが、本屋で気づかずに腕振りをしていて、周りから人がいなくなったこともありました(笑)
あと付け加えるなら、腕振り、脚振りはとっても気持ちの良い稽古法でもあります。ぶらぶらと何も考えず振り続けることによって、心の安定を図ることも出来ます。
会員の皆さんも本屋で触れとはいいませんが(笑)、暇なときは家の中で振ってみてはいかがでしょうか。
これは初歩的な力抜きの方法です。しかし初歩的とは言いましたが、これはこれで奥が深い稽古法でもあります。
例えば腕振り(前後、交互、左右、回転)、脚振り(前、横)は名の通り、腕や脚の力を抜く稽古法ですが、同時に腕振りは手や腕による打撃、脚振りは蹴りや足払いの稽古法にもなっています。
全身の力が抜けていなくても、腕や脚の力がある程度でも抜けていれば、その威力は相当なものになります。腕の重さは2キロから3キロほどあります。当然脚の重さはそれ以上です。そんな重さが飛んで来たら、その衝撃の高さは十分に想像出来ると思います。
なので私も暇さえあれば、腕や脚を振るようにしています。もう癖になっていますので、無意識に振っていることもあります。前にも書きましたが、本屋で気づかずに腕振りをしていて、周りから人がいなくなったこともありました(笑)
あと付け加えるなら、腕振り、脚振りはとっても気持ちの良い稽古法でもあります。ぶらぶらと何も考えず振り続けることによって、心の安定を図ることも出来ます。
会員の皆さんも本屋で触れとはいいませんが(笑)、暇なときは家の中で振ってみてはいかがでしょうか。
posted by ロン at 11:01| 日記