2018年08月31日

筋肉

たまに会員さんからこんな質問を受けることもあります。

「先生、練精会は筋肉を使わないのですよね」

私はこう答えます。

「いえ、筋肉は使います。筋肉の働きなしに人は動くことは出来ませんから」

当たり前の話ですが、筋肉の働きはとても大切なことです。ただ練精会では筋肉の働き具合を下記のようにとらえています。

練精会において筋肉の働きは、動きの調整することにだけに働かせます。そして力や威力は身体の重さ(重力)に求めているのです。

筋肉は動きを司り、重さは力、威力を司る。だから筋肉は重さの伝達(流れ)を妨げない範囲で働いてもらうことが大切だと思っています。

筋肉と重さの関係を自動車で例えるなら、エンジンは重さ、ハンドルやタイヤは筋肉と言えるかもしれません。どちらか一つでは自動車は走れません。

筋肉の働きと重さの働きの調和、融合。この言葉を会員さんは忘れないで下さい。

ただこの考えは私個人の考えですので、他の武道、武術の考えより良いわけではありませんので、会員さんは他と比較して考えないようにして下さいね。
posted by ロン at 19:13| 日記

2018年08月28日

〇(丸)

〇(丸)は私にとって大切な言葉です。

身体の〇と意識の〇の融合。

身体の〇とは、動きとしての、滑らか、柔らか、澱みなさ、角のなさ、途切れなさ・・・

意識の〇とは、身体意識としての、膨張感、拡散感、拡大感、浮遊感・・・

そんな身体の〇と意識の〇によって、年齢、体格、性別に左右されにくい武道の道がひらけるのではないか、と私は考えています。

そんな〇の武道を目指して、今日も今日とて稽古の日々です。
posted by ロン at 16:37| 日記

2018年08月27日

自分でもわからない

例えば相手を突こうとします。

その時相手はこちらの最初に動く部分(腕や肩や腰や脚のわずかな動き)に反応して防御してきます。

またさらにレベルの高い相手なら、こちらの意識、雰囲気に反応して防御に入ることでしょう。

そんな相手を打とうと思うなら、相手の防御が間に合わないくらいのスピードが必要になってきます。

若い時はともかく、今の私にはそんなスピードは無理です。

ではどうしたらよいのでしょう。私はこう思っています。相手の防御反応をゼロにすれば・・・

相手が動きや意識に反応するのは、こちらが打とうと思うからだと私は思っています。

打とうとする思いが、意識となって、動きとなって相手に伝わります。

ならば打とうとまったく思わずに打ち出された突きなら・・・あれ、私は突きを出していたのか、自分でもいつ出したのか分からない・・・そう後から思えるような作為のまったくない突きなら・・・

自分でもよくわからない突きなら、速さに関係なく相手は防御することなく打たれてしまうでしょう。

これは突きに限らず、崩しにも投げにも、すべての技に共通する極意ではないでしょうか。

私に出来るか、と言えば、まだまだ未熟です・・・

だからその境地に少しでも近づくために、身体の力を抜き、そして意識の力を抜く稽古を続ける日々なのです。遠い夢ですが・・・
posted by ロン at 09:32| 日記

2018年08月26日

9月の予定

9月の第三週20日の木曜は、中島体育センターが使えないため、翌日金曜日に振替を行います。

月曜東区教室は第三週と第四週に変更がありますが現在調整中のため、近日ご連絡します。
posted by ロン at 14:57| 日記

2018年08月24日

スーツアクター

これまで何度か書いたことがありますが、学生時代、札幌で特撮ヒーローショウのアルバイトを一年ほど経験しました。

スーパーのイベントスペースや地方の会館等で、スーツアクターとしてアクションショーをおこなうわけですが、ブルース・リーに憧れて、我流ですがパンチ、キックを練習していたので、うれしいことに戦闘員や怪人ではなく、ヒーロー役をやらせていただきました。

ウルトラマン、サンバルカン、ゴーグルファイブ、ギャバン・・・いろいろなヒーローになりました。とても楽しい思い出です。

ショーのためには、何度も立ち回りの練習をするのですが、立ち回りを教えてくださるスタッフさんからよくこんなアドバイスをうけたものです。

「川村君、そんなに力んで激しく動く必要はないんだよ。それより力を抜いて、動きの流れが途切れないように、動きの流れに乗って動くんだ。そのほうが川村君にしたら、遅く迫力がないように感じるかもしれないが、お客さんにはとても速く、そしてとても迫力があるように見えるんだ」

そう言って、見本の動きを見せてくれるのですが、なるほど流れがあって、速く、美しく、そしてちゃんと迫力もありました。

今にして思うのですが、このスタッフの方のアドバイスが私の武道、武術の原点の一つになっているのかも知れません。

力を抜いて、流れに身を任せて動く・・・

スタッフさん、ありがとうございました。
posted by ロン at 08:47| 日記