2018年09月30日

重さを信じる

練精会では重さを信じることが大切です。

例えば対練でも組み手でもそうですが、相手を崩そう、投げようとした場合、当然ですが相手は抵抗します。

その抵抗を感じた時、多くの会員さんは「こんな抵抗にあったら、力を抜いたままでは無理・・・何とかとしなければ・・・」と半分無意識に身体に力を入れて緊張してしまいます。

体格差、筋力差があれば別ですが、多くの場合力を入れれば(力めば)入れるほど(力むほど)よけいに崩すことも、投げることも出来なくなってしまいます。

重さを信じることです。

力を抜いているのに、相手の抵抗を感じて不安になるのは、まだ力の抜け具合が不十分だからです。

相手の抵抗を感じた時はこう思うようにしてください。

「抵抗を感じるのは、力が抜けきっていないからだ・・・もっと力を抜かなければ・・・」

最初はそう思ってもなかなか上手くはいかないと思います。でもあきらめず抵抗を感じたらもっと身体の力を抜こう、もっと身体を緩めようと思いながら練習を続けていれば、いつか相手の抵抗を感じることがなくなります。

そして自分でも「えーっ、こんなに楽でいいの」と思うくらいの感覚で相手を崩し、投げることが出来るようになる日が訪れるのです。

相手を崩せないから、投げられないから、と何とかしようとあがくより、出来ない自分を素直に認めることが大切です。

そしてひたすら重さを信じてこつこつ練習に取り組んで下さい。そのほうがきっと上手くいくと私は思っています。
posted by ロン at 14:42| 日記

2018年09月27日

通る身体

身体の力が本当に抜けてきたら、通る身体になります。

例えば相手と手を合わして相手が押してきたとします。通る身体であれば、相手の力(圧力)はこちらの身体の中を素通りし足裏まで流れます。

足裏まで流れた力は地面の抗力によって相手にそのまま返っていきます。そして返る力にこちらの重さを少し加えてあげれば、相手は自分の力とこちらの重さによって、崩れたり、投げられたり、吹っ飛んだりします。

空体道の会員さんは、基本の脱力法、操身法、そして型の空法によって力を抜き、通る身体の感覚をつかみ、対練、そして組み手によって、通る身体の質を検証していくのです。

自分一人の動き(基本、型)ではひたすら身体の力を抜くことだけを意識し、対練、組み手では相手と対立する意識を捨て、相手のすべてを受け入れる意識を持ちましょう。

そうやってゆっくりゆっくりと通る身体の質を獲得していくのです。
posted by ロン at 22:06| 日記

2018年09月23日

空体道

木曜日の空体道教室は中島体育センターでおこなっていますが、チケットを受付に渡し「格技室です」と言うと「種目は何ですか?」とよく聞かれます。

空体道と言っても分からないと思い、そのたびに「中国武術です」とか「合気道です」と言ってきたのですが、空体道は私の学んだ中国武術、合気道の要素が核となっていますが、かと言って中国武術そのものでも合気道そのものでもありません。

だから最近中国武術、合気道と名乗って入館するのが心苦しくなってきました。

なので今週の練習から「種目は何ですが」と尋ねられたら「空体道と言う新しい武道の練習です」と言うことにしました・・・なんかワクワクドキドキします(笑い)
posted by ロン at 15:01| 日記

10月28日の西区体育館教室

10月28日(日)西区体育館練習は、格技室が使えないため、二階多目的室での練習となります。

受付で料金を払わず、部屋使用料を皆で割る形(数百円)になります。なお、上靴を持参ください。
posted by ロン at 14:48| 日記

2018年09月21日

全身をゆっくり

30代のころ、勤めていた会社に二人ボクシングをやっていた方がいました(二人とも元アマチュアの全国レベルだったと記憶しています)

その時の私は形意拳と八卦掌を学んでいて、ボクシングの動きにも興味があったので、お二人にボクシングの話をよく聞きました。また二人も中国武術の動きに興味があったようで、なんとなくスパーリングというか組み手をおこなうことになりました。一時期よくおこなったものです。もちろんガチではなくボクシングで言うところのマススパー(寸止め)です。

ボクサーですから蹴りは慣れていないので、多くは手技だけの組み手になりました。

その時はじめてボクサーのとてつもなく速いパンチを経験しました。私の想像以上のスピードの拳が顔面、ボディーに飛んできました(お一人の方は長身でリーチが長く、マンガ「はじめの一歩」の間柴 了を思わせるようなフリッカージャブを打ってきました。とてもよけにくかったです)またフットワークも早く、中々私の得意の接近戦(ボクシングで言えばクリンチ状態)に持ち込めません。

なるほどこれがボクサーのスピードか、と大変勉強になったのを覚えています。

今の私はもうすぐ59歳。こんな私がボクサーの方と組み手をするとしたらどうするのか・・・まあすることはないのですが、妄想的に書いてみようと思います。

59歳の私にボクサーのようなすばやい動き、反応は出来ません。もともとへたれなので絶対無理です。

だからあえてゆっくり動こうと思います・・・全身すべてをゆっくり等速で動かすのです。

全身を等速で動かすと、その動きはたとえゆっくりでも、相手には自分の空間と私の空間のずれ、あるいは相手の時間と私の時間のずれを感じ、相手には私の動きがこま落としのように速く見えてしまうのです。ちょっと言葉では表現が難しいのですが、なぜかそんな感じになってしまうのです。

そんな全身等速の動きで(ただ散歩のように歩きながら)相手に近づいていく・・・そして全身の重さで相手に接触して・・・妄想全開ですがこんな組み手を想像しました(こう書くと私がボクサーより強いように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。あくまで妄想上のことですから、実際は私がボコボコに打たれる確率のほうがかなり高いことははっきり明言させていただきます 笑)

話が長くなってしまいましたが、会員さんに伝えたかったことは、ゆっくり動くことはやり方によっては遅い動きではなくなると言うことです。

だから自分はスローモーだからとか、歳だからとか、諦める必要はありません。あきらめずにコツコツ続けていれば、ちゃんと以前より高みにいけると私は思っています。

今日は空体道の創始三周年記念日です。三周年バンザーイ!
posted by ロン at 16:00| 日記