2018年11月30日

おじぎ

空体道では、相手の突きを払って崩す技が多くあります。

うまくいかない会員さんへのアドバイスです。

崩す際は、丁寧にお辞儀をする感覚が大切です。

丁寧にお辞儀をする時、身体は左右にぶれることなく、まっすぐに腰から身体を折ってお辞儀しますよね。

でも会員さんの多くは、どちらの手で相手の突きを払うにしろ、払う手につられて、身体の線は左右どらからにぶれ、腰ではなく、背中あるいは頭から重さをかけようとしています。見ていて美しい姿勢ではありません。

身体がふれて、そして中心から動いていない技で、相手を崩すことは出来ません。重さが伝わらないのです。

お辞儀の姿勢を思い出してください。どちらの手で突きを払おうと、左右にぶれず(中心を保つ)、腰から(中心から)動けば、あとは何の操作をしなくても、相手に重さが伝わり、あっけないほど簡単に相手は崩れてしまいます。

文才がないので十分に説明が出来ないのですが、実際の稽古でこの感覚を伝えたいと思っています。

ただ崩し時は、礼儀正しくお辞儀をするように、という言葉を忘れないで下さい。
posted by ロン at 19:11| 日記

2018年11月29日

頭、股下、足裏

手(腕)はとても器用に動きます。その手の器用さが今の文明を築いたのでしょう。

しかし空体道にとってその器用に動く手(腕)が問題になることがあるのです。

基本でも型でも対練でも組み手でも、どうしても器用に動くだけに意識が手に集まってしまうのです。

手に意識が集中しては、相手に伝わる重さは手の重さだけになってしまいます。手(腕)の重さは2キロから3キロほどです。その重さだけでは、当身、崩し、投げ、いづれもたいした威力はありません。

手に意識を集めてはいけません。意識は頭から股の下、そして足の裏まで通っている必要があるのです。

頭から股下、足裏に意識が通る(集中)することによって、初めて全身の重さが相手に伝わると私は思っています。

私がふあっと会員さんに手を触れるだけで崩したり、投げたり出来るのは、どんな動きをしても意識が頭、股下、足裏まで通っているからです。

そして本当に力が抜けたなら(重力との調和)、何も意識する必要はなく、どうでも好きなように身体を動かせば、その動きに全身の重さが宿るのです(そんな境地は私もはるかかなたですが・・・)

とにかく会員さんは、手に意識を囚われないようにして、頭、股下、足裏を意識するようにしてください。

ただし作為的に意識しすぎて力まないように十分注意しましょう。






posted by ロン at 22:39| 日記

2018年11月27日

帯審査

空体道を創始して、道着着用、そして帯審査を導入しました。

空体道の帯は、白帯、茶帯、黒帯の三種のみで、級や段制度はありません。

現在、代表の私と副代表のゆりかが黒帯、そして会員さんでは茶帯が三人います。

帯審査は年二回。6月と12月。そして来月に黒帯に二人、そして茶帯に一人、帯審査を受けることになりました。

審査内容は、茶帯は型と組み手。黒帯は型と自由舞と組み手になります。

審査する身としては全員受かってほしいのですが、そこは私情は捨て、純粋に型、自由舞、組み手の動きの質で評価していきます。

今回で二回目の審査会です。受かれば会員さん初の黒帯の誕生、茶帯は女子では二人目の誕生です。

今週の日曜が審査会ですから、もしかしたら受ける会員さんはすでに緊張しているかもしれませんが、普段どおりでよいので、楽な気持ちで動きの質を見せてください。

そしてこれからも帯を目指す会員さんがどんどん増えていくのを私は楽しみにしています。無理せず、気楽に、楽しく、頑張れ会員さん!
posted by ロン at 19:01| 日記

足踏み

相手の足をこちらの足で踏むことは、接近戦を主とする武術(空体道)ではとても大切なことだと思っています。

相手の足を踏むことによって、相手の居つかせ(固定)、当身や崩し投げを繰り出だす。動けない相手はその技をまともに受けてしまいます。

いつからこの足踏みが私の得意技の一つになりました。足を踏む練習をしたことはないのですが、接近戦で歩法を使って、相手の側面、背面に回るように心がけていたことから、自然に足を踏むようになったようです。また足を踏もうと思っていなくても、気がついたら足を踏んでいることが多いのです。

ところで最近、組み手で会員さんの足を踏むと、崩しや投げに入る前に崩れてしまう会員さんが増えてきました。「どうしたの?」と訊くと「先生の足が重くて重くて立っていられないです」とのこと。あたりまえですが、自分で自分の足は踏めないので、そんなに重いのかなーと何となく思っていました。

それが昨夜、副代表の妻のゆりかが居間ですれちがいざま突然私の足を踏んだのです。「どう、重い?試してみたのだけれど・・・」

お、重い・・・ものすごくずっしりしたものが私の足に乗っている感覚・・・重くて、そしてものすごく痛い・・・これは・・・

やっと会員さんが言ったことが体験出来ました。なるほど、重くて、痛くて、足を踏まれるだけで崩れることもあるわけだ。

「ああ、十分に重くて動けない」と妻に言うと、「あなたのは多分、これの何倍も重いから、会員さんと組み手する時は気をつけてね」と言われました。

会員さん・・・気をつけます、多分(笑)
posted by ロン at 16:39| 日記

2018年11月26日

重さにゆだねる

今回もいつものように妄想気味に話は進みます(笑)

相手の抵抗を無(触れるだけで制する境地)にするためには、まず自分が無にならなければ、と思っています。

そのためには、重さにゆだねること、が大切だと私は思っています。

重さにゆだねることは、重力にゆだねること・・・

身体もそして意識も重さにゆだねる・・・全身の力を抜ききり、こうしよう、ああしよう、と言う思いも消し、ただ重さにすべてをゆだねて動くこと・・・相手がいなくても(基本、型)、相手がいても(対練、組み手)重さのままに動くこと・・・

身体も意識もすべて重さ(重力)にゆだねて、ただ重さのままに動くこと・・・その先に人の可能性が広がっているように私は感じています。

私も全然まだまだ・・・力みは残っているし、作為の意識も消えませんが、いつかかならずと思い(無理なく楽しく)稽古に励んでいます。会員さんも私と一緒に、重さにゆだねる、を探求していきましょう。


posted by ロン at 14:16| 日記