2019年05月23日

鉄球

武術において、その身体の質を例える言葉として、鞭のようとか、水のようとか、ゴムのようとか、様々な表現があると思います。それぞれいずれも素晴らしい武術の身体感覚の表現だと思います。

で、空体道が目指す身体感覚を例えるなら、巨大な鉄球かも知れません。

重さが頭から足裏まで落ち、重力と調和した身体なら、それは重さそのものと化した姿となり、上下左右前後とあらゆる方向へ全身の重さが瞬時に伝わる身体です。

それは全身が巨大な鉄球の感覚と言えるかも知れません。

身体の力を抜ききり、全身の力の抜けた密度の均一化によって生まれる球体感覚。

いつかそんな鉄球のような身体感覚を得たいものです。

posted by ロン at 15:27| 日記

2019年05月22日

重力と共に

地球上に存在している限り、私たちは常に重力の働きを受けています。私たちの重さは滝の流れのように落ち続けているのです。

立っている時も、動いているときも、寝ている時も、重さは鉛直線に働き続けています。

その重力を感じてほしいのです。

基本の操身法も、型の空法も、対練も、組み手も、すべてにおいて働き続けている自然(重力)を感じてほしいのです。

そうすれば、いつか重力と友達になることが出来ると思います。

重力と友達になった時、その重力が私たちを助けてくれます。

重力に支えられて立ち、重力に導かれて動く。こんなに楽で気持ちの良いことはありません。

だから会員さんは、強くなろうとか、健康になろうとか、美容に役立てようとか、の気持ちを一旦忘れ、ただ自分の中の重力を感じることだけを願い、練習を続けることです。

その結果として、強くなったり、健康になったり、美容に役立ったり、するでしょう。
posted by ロン at 12:47| 日記

2019年05月20日

ゆるめること

空体道は逆説の武術とも呼べるかもしれません。

力を入れないから力が出る・・・速く動こうと思わないから速く動ける・・・強く打とうと思わないから強く打てる・・・当てようと思わないから当たる・・・投げてやろうと思わないから投げることが出来る・・・当たられてもよいと思うから当たらない・・・投げられてもよいと思うから投げられない・・・

そんな逆説の武術を上達しようと思ったなら、ただ二つのことを思い続けるだけでよいのです。

身体をゆるめること。心をゆるめること。

ただそれだけのことなのですが、それは本当に難しいことでもあるのですが、同時に簡単なことでもあるのです。身体と心をゆるめるのに、体格も年齢も性別も関係はないからです。

難しくて簡単。遠くて近い。そんな武術を私と一緒に歩んで行きましょう。会員さん!
posted by ロン at 11:33| 日記

2019年05月19日

組み手指導動画

空体道の組み手指導動画です。

突き、蹴り、崩し、投げ、が複合的に連続するのが、空体道の特徴の一つです。

https://www.youtube.com/watch?v=OFaAyElCmWA&feature=youtu.be

会員さんは参考にして下さい。いつもながら相手役のラーテル君ありがとう!
posted by ロン at 14:21| 日記

2019年05月17日

鈍器の衝撃

副代表のゆりかと居間で打撃対練を指導して感じるのが、鈍器の衝撃です。

ゆりかの力の抜け具合、そして身体のまとまりが増しているのと、私が相手なので何の遠慮もいらないと思ってくれているのか、ゆりかの打撃を受ける私の手や腕、いや全身に巨大な鈍器のような衝撃が伝わってくるのです。

ゆりかは女性としては大きいほうですが、男性にくらべたらやはり小柄です。しかしそんな小柄な体格からは想像できないくらいの衝撃力を感じます。まさに巨大な鈍器がぶつかってくるにぶい衝撃・・・

これをまともにくらったら、かなり鍛えた男性でも耐えられないと思います。

だからゆりかが強いとか、すごいと言うわけではありません。ただ、私は嬉しいのです。

私が目指している体格、年齢、性別を超えていく武術の体現をほんの少しだけですが、女性のゆりかが示してくれることが何より嬉しいことなのです。

そこで会員さん皆さんへアドバイスです。打撃対練の時、相手に打撃の威力を伝えようとか、強く打ってやろうとか、速く打ってやろうとか、くれぐれも思ってはいけません。それではいつまでたっても巨大な鈍器を衝撃を身につけることは出来ません。

相手の存在も、打撃の威力も忘れ、全身の力を抜き(脱力の均一化)、重力との調和(頭から足裏まで真っ直ぐ)を心がけて、何気なく普通に打つだけでよいのです。

それが本当に出来た時、本人はいたって軽く打ったつもりの打撃が、巨大な鈍器の衝撃となります。柔をこつこつ積み重ねていけば、それは知らぬ間に強大な剛へと育っていきます。

あせらずひたすら脱力、脱力、脱力あるのみです。


posted by ロン at 22:24| 日記