2019年05月08日

重さそのものに

私の大好きなテレビドラマ「燃えよカンフー」の後日談として作られた一話だけのドラマがあります。

その中でブルース・リーの息子のブランドン・リーが、主人公ケインと息子役として登場します。

ブランドンは洗脳されケインと対決しますが、ケインに破れ記憶を取り戻します。

そして物語の最後でケインにこう問います「何年で武術のすべてを学べます?」ケインはこう答えます「ほんの一生さ、息子よ。ただそれだけのことだ」

空体道で感じるべきは、骨の感覚でも筋肉の働きでもありません。重さです。

重さで立ち、重さで動き、重さで闘う術を学ぶこと。これが空体道の本質です。それは重力との調和への道です。

重力と調和するためるには、重さそのものにならなくてはいけません。重さそのものになるには身体の力を抜いて、抜いて、抜き続けなければならないのです。すぐに身に付くものではありません。

もし会員さんが質問したら「先生、力を抜いて重さそのものになるには何年かかりますか?」私は答えます「ほんの一生さ。ただそれだけのことだ」と・・・
posted by ロン at 15:17| 日記

ただ何となく

自分に意識を向ける時、身体に集中しすぎてはいけないと思っています。

ただ何となく全身をぼーっおぼろげにと感じているだけでよいのです。

相手に意識を向ける時、相手の動きに集中しすぎてはいけないと思っています。

ただ何となく周囲の風景と一緒に相手をぼーっとおぼろげに見ているだけでよいのです。

自分に集中しずぎると、自分に囚われ、相手に集中しずきると、相手に囚われてしまいます。それでは身体本来持っている素晴らしい能力を発揮することは出来ないのです。

自分にも相手にも囚われなくなった時、人本来の能力が生き生きと働き始めるのでは、と私は思っています。

会員さん、ただ何となく、の気持ちで空体道の稽古に臨んでくださいね。
posted by ロン at 10:03| 日記