2019年07月16日

思い通りにならないことを楽しむ

空体道の基本、型、対練、組み手、会員さんはそれらの練習で思い通りにならないことを知っていますね。

基本や型では自分の身体が思い通りに動かないことを知り、対練や組み手では相手が自分の思い通りに技をかけさせてくれないことを知ります。

自分思い通りに動けて、自分の思い通りに相手に技がかかったら、本当に楽で楽しいでしょうが、そう簡単にはいきません。私もまだまだです。

問題は思い通りにならなかったらどうするか、です。思い通りにならないからと言って、何とか思い通りにしてやろうと焦らない事が大切なのです。

焦りは作為を生みます。作為は力みを生みます、力みは身体の可能性を封じてしまいます。

だから何とか思い通りにしてやろうではなく、思い通りにならないことを楽しむ気持ちを持ってください。

基本や型で思い通りに動けなければ、このまま続けていたら、いつか動けるようになるはず。今はこのままでいいと思ってください。無理をして動いてはいけません。無理をすれば身体の可能性を閉ざしてしまいます。

対練や組み手で相手を思い通りに出来なければ、このまま続けていたら、いつか相手を打ったり、投げたり出来るようになるはず。今はこのままでいい、と思ってください。無理に相手に技をかけようとしてはいけません。無理をすれば身体の可能性を閉ざしてしまいます。

無理やり何かをしようとせず、今の思い通りにならない自分を認め、その思い通りにならないことを楽しむ気持ちを持って、こつこつ練習を続けていたら、いつの日か思い通りになる自分に出会えるかもしれません。

私もまたそんな自分に出会ったとは言えませんが、思い通りにならない自分を楽しむ気持ちを持って練習しています。だから会員さんも同じような気持ちを持って練習に臨んでくれたらとても嬉しいです。







posted by ロン at 17:29| 日記

歩み続ける

武術を続けて約28年経ちました。

練習、研究を続けていると、ふっと感覚が変わり、自分が進歩した瞬間をはっきり自覚することがあるのです。

今まで見えなかった段階、感じられなかった段階、それがはっきり見え、感じられるのです。世界が変わったように感じられ、武術の奥深さを味わいます。

そしてその段階を何年か歩んでいると、その段階では見えなかったもの、感じられなかったものが、はっきり見え、感じられる瞬間が訪れます。また段階が上がったのです。世界が変わったように感じられ、さらに武術の奥深さを味わいます。

そしてさらにその段階を何年か歩んでいると、その段階では見えなかったもの、感じられなかったものが、はっきり見え、感じられる瞬間が訪れます。またまた段階が上がったのです。世界が変わったように感じられ、さらにさらに武術の奥深さを味わいます。

そしてさらにさらにその段階を何年か歩んでいると・・・

このように武術の奥深さには際限がないように思えます。新たな世界の先には、また新たな世界が、そしてその先にはまたまた新たな世界が・・・果てがありません。

私がこの先、どこまで新たな段階、新たな世界にいけるのか分かりませんが、その果てのない歩みが本当に楽しく、幸せなのです。

だからこれからも空体道の道を歩み続けようと思っています。
posted by ロン at 15:41| 日記