私がフィットネススタジオで太極拳を指導している時やデイサービスセンターで健康体操を指導している時、利用者さんからたまにこんなことを訊かれます。
「先生の趣味はなんですか」
そんな時こう答えるようにしています。
「う〜ん、そうですねぇ。立つことかな」
「え?」大抵利用者さんは怪訝な顔をそれます。
私は、読書とか映画とか車とか趣味はそれなりにありますが、一番に思い浮かぶのは立つことなのです。
それぐらい立つ事は気持ちが良いのです。
立禅の姿勢は無論ですが、ただ普通に立っているだけでもとっても気持ち良いので、自宅や外出先でほ〜っと立ち尽くしていることがよくあるのです。
まだまだ未熟ですが、それでも少しは身体の力が抜けていますので、立っていると身体内面がわずかにゆらゆら揺らいでいるのが感じられます。それが何とも言えず気持ちが良いのです。
例えるなら、湯船にゆったり浸かっているような感覚と言えばよいでしょうか。
と言うわけで、変な趣味かも知れませんが、「趣味は立つ事」と答えるようにしている私なのでした。
2020年01月28日
老化を受け入れる
私は60歳です。
そして60歳としての老化を素直に受け入れようと思っています。
筋力の衰え、反射神経の衰え、視力の衰え、回復力の衰え等々・・・そんな身体の衰えをそのまま受け入れます。
そして思います。そんな身体の衰えを受け入れたうえで、これからも向上し続ける武術を目指すためにはどうすればよいのかを。
答えは何度も書いていることですが、重さに特化することが私の出した答えです。
動きの質を重さによって高め、威力の質を重さによって高め、技の質を重さによって高め、そして武術の質を重さによって高め続けたいと思います。
重さとは重力です。重さに特化した武術は、重力と調和した武術です。
練精会の会員さんの年齢は30代から70代と幅が広いですが、いずれの年代の会員さんも加齢による衰えを受け入れ、そして身体の重さを活用することで、武術の質を高め、そして日常生活の質も高め続けてくれたら、と願っています。
そんな風に一生質を高め続けられたら本当に幸せですね。
そして60歳としての老化を素直に受け入れようと思っています。
筋力の衰え、反射神経の衰え、視力の衰え、回復力の衰え等々・・・そんな身体の衰えをそのまま受け入れます。
そして思います。そんな身体の衰えを受け入れたうえで、これからも向上し続ける武術を目指すためにはどうすればよいのかを。
答えは何度も書いていることですが、重さに特化することが私の出した答えです。
動きの質を重さによって高め、威力の質を重さによって高め、技の質を重さによって高め、そして武術の質を重さによって高め続けたいと思います。
重さとは重力です。重さに特化した武術は、重力と調和した武術です。
練精会の会員さんの年齢は30代から70代と幅が広いですが、いずれの年代の会員さんも加齢による衰えを受け入れ、そして身体の重さを活用することで、武術の質を高め、そして日常生活の質も高め続けてくれたら、と願っています。
そんな風に一生質を高め続けられたら本当に幸せですね。
posted by ロン at 17:49| 日記
2020年01月27日
自由舞から空体道へ
私の自由舞は内家拳を修行中、自主練習の時に何となく始めたもので、誰かに学んだわけではありません。
内家拳の基本や型に出てくる動きを自由に表現することが、自分にとってはとても気持ちのよいものだったので一人練習の最後にかならずやるようにしていました。
思えば空体道のルーツはこの自由舞だったのかも知れません。なぜなら空体道の12の型「空法」はこの自由舞の動きをベースとして作られているからです。
自由舞の動きを一つずつに整理し、内家拳以外にも合気道や空手の要素も取り入れて作られたのが空法です。
何となく一人で始めた自由舞でしたが、私にとっては大きな意味を持っていたのだと思うと、感慨深いものがあります。
会員さんに自由舞を見せることは出来ますが、教えることは出来ません。それは自由な動きだからです。せいぜいアドバイスをするくらいしか出来ないのです。
会員さんは、操身法、空法、対練、組み手、そして私の空法の動きを参考にして、会員さん自身の自由舞を身につけてほしいと思っています。
一人練習の最後には自由舞練習も取り入れてくださいね。
内家拳の基本や型に出てくる動きを自由に表現することが、自分にとってはとても気持ちのよいものだったので一人練習の最後にかならずやるようにしていました。
思えば空体道のルーツはこの自由舞だったのかも知れません。なぜなら空体道の12の型「空法」はこの自由舞の動きをベースとして作られているからです。
自由舞の動きを一つずつに整理し、内家拳以外にも合気道や空手の要素も取り入れて作られたのが空法です。
何となく一人で始めた自由舞でしたが、私にとっては大きな意味を持っていたのだと思うと、感慨深いものがあります。
会員さんに自由舞を見せることは出来ますが、教えることは出来ません。それは自由な動きだからです。せいぜいアドバイスをするくらいしか出来ないのです。
会員さんは、操身法、空法、対練、組み手、そして私の空法の動きを参考にして、会員さん自身の自由舞を身につけてほしいと思っています。
一人練習の最後には自由舞練習も取り入れてくださいね。
posted by ロン at 18:41| 日記