2020年05月20日

感情に引っ張られない

空体道では(例えば投げ技を例にして)組み手は無論、対練でも技が効かなければ投げられる必要はありませんし、しっかり抵抗して良いことになっています。

なので自分より大きい人や、筋力に勝る人を投げるのは中々難しいことです。

相手を投げられない時、会員さんはもしかしたらこんな感情を浮かべることが時があるかも知れません。

「あっ、抵抗された。もう技はかかるわけが無い・・・」「おいおい、そこまで抵抗しなくても・・・」「自分より身体が大きいんだから無理無理・・・」

このように感情と自分を同一視してしまうと、技はまずかかりません。感情に引っ張られて自然な動きが出来なくなってしまうからです(脱力体ではなく緊張体になってしまう)。

だから自分の感情に引っ張られて、感情に身体を支配されてはいけないのです。自分と感情を区別して下さい。

浮かんだ感情を静かに傍観する自分の存在に気づくことです。

「ああ、今こんな感情が浮かんでいるなぁ」と第三者的意識でその感情を見つめていれば良いのです。

ネガティブな感情と自分を同化せず、技がかかろうが、かかるまいが、第三者的意識で感情に支配されず、自然な自分の動きが出来た時、抵抗されても、相手の体格が勝っていても、それなりに技がかかるようになっていきます。

感情のその奥に本当の自分が存在することを知った時、身体の可能性が目覚めるのだと私は思っています。
posted by ロン at 16:25| 日記

2020年05月19日

遊びの無いパート2

前回、脱力による統一された遊びの無い身体について書きましたが、そのパート2です。

ただ力を抜いただけだと、動きの際に、身体の各部から重さが漏れてしまうように私は思っています。

動きによって重さが漏れてしまう身体だと、打撃にしても投げにしても相手に重さが十分に伝わりませんし、またその不十分な重さが伝わるにしても、瞬時に重さは伝わらず、動きと重さの伝達に若干のタイムラグが生じてしまいます。そのタイムラグの間に相手は防御体制、反撃体制をとってしまうのです。

なので会員の皆さんは、空体道における脱力とは、ふにゃふにゃ、ぐにゃぐちゃ、へろへろ、ではなく、ずっしり、みっしり、どっしり、と言ったイメージを持ってほしいのです。

前に上げた動画です。遊びの無い身体としては不十分ですが、そんな身体の可能性を少しは表現したつもりです。会員さんは参考にして下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=yx5GY1FFlfk






posted by ロン at 15:59| 日記

2020年05月18日

遊びの無い

空体道においての脱力体とは、脱力により頭から足裏まで身体の重さが全て落ち、全身に重力が通った身体のことを言います。

そんな身体にはいわゆる遊びと言うものがありません。

頭にも、首にも、肩にも、腕にも、肘にも、手首にも、指にも、そして背中にも、腹にも、腰にも、脚にも、膝にも、足首にも、足指にも重さが詰まっていて、重さによって全身が統一されているため、身体には遊びがまったくないのです。

そんな身体で打たれたら、打たれた箇所に全身の重さが(遊びが無いため)瞬時に伝わり、相手は耐えようのない衝撃を受けてしまいます。

そんな身体で投げられたら、組んだ瞬間に全身の重さが(遊びが無いため)瞬時に伝わり、相手は堪えようとする間もなく投げられてしまいます。

全身の力が抜け、遊びの無くなった身体には上記のような可能性を秘めているのだと私は思っています。

まだまだ稽古再開には時間がかかりそうですが、会員の皆さんは遊びの無い身体の可能性を信じて一人稽古に励んで下さい。
posted by ロン at 21:00| 日記

2020年05月13日

崩しあい夫婦

相も変わらずバカ夫婦。毎日居間での崩しあいを続けています。

妻のゆりかは攻撃、私は受けのみ。私をゆりかが全力で押したり引いたり揺さぶったりして、私の足が一歩でも動いたらゆりかの勝ち、動かず耐えられたら私の勝ちです。

当初は私が有利だったので、ハンデとして滑りやすい床で私は靴下を履き、ゆりかは素足でやっていました。

ところが最近はゆりかの立禅と前進歩後退歩の成果が出て攻撃圧力が日増しに強大になり、徐々に追い詰められるようになってきました。

このままではまずい、とついに私、靴下を脱がざるえなくなりました。「北斗の拳」のラオウが馬から下りて戦うような状況です(笑)

靴下を脱いで抵抗力を増した私ですが、ゆりかの前へ後ろへ横への怒涛の攻めと言うか鬼神の攻撃の前にやはり苦戦をしいられています。基本何も抵抗せず、ゆりかに好きなところを持たせて攻撃させているので、しんどいしんどい・・・

でもしんどいしんどいと言いつつ、この崩しあいは本当に勉強になっているのです。自分の脱力体の精度を高めることが出来るからです。

とは言え日に日に高まるゆりかの圧力・・・やっぱりしんどいしんどい(笑)
posted by ロン at 20:21| 日記

2020年05月12日

自分史上最高の

今日、妻のゆりかに両手を前に出して構えてもらい、その掌に軽く突きを入れてみました。

その結果、30年近い武術人生で中で今が最も強力な突き蹴りを出せることを確信しました。60歳の今が自分史上最高の打撃力を持っているのです。

その打撃力は突き蹴りの練習で養ったわけではありません。

脱力練習によって力の抜けた身体を、立つ練習、歩く練習によって統一化させることによって得られた打撃力だと私は思っています。

ただこれはあくまで自分史上のことですので、私よりずっとすごい打撃力を持っている方はいくらでもいらっしゃると思います。そのへんは割り引いて読んでもらえたらとも思います。

まあ何にしても歳を取るごとに威力が増していくことを実感出来るのは幸せなことです。

と気をよくした所で、今日も今日とて立つ練習と歩く練習を続けます。
posted by ロン at 21:01| 日記