2020年07月11日

鍛えない

練精会の空体道は鍛えない武術です。

これは私の性格が反映されているせいで鍛えない武術が良いと言う意味ではありません。

現に私と同い年で友人の鍛え上げられた二人の空手家は、60歳を越えても一人は一撃必倒の切れのよいの上段回し蹴りをいとも簡単に放ちますし、もう一人も当たれば芯まで響く正拳突きや前蹴りを連続して放ってきます。

ただ私は鍛えることが苦手なので、どうすれば鍛え上げずに進歩出来る武術を目指せるかを模索してきただけです。

鍛えない武術の特徴は、徹底して鍛えないことを実践することに尽きると思います。

とにかく基本にしても型にしても対練、組み手にしても、さらに武器術にしても、ただひたすら力をぬいて動くことだけに思いを向けて、力を抜く行為以外はすべて捨て去る覚悟を持って稽古するのです。

なのでその間、強さも、速さも、威力も、激しさも、勢いも、すべて忘れて稽古しなければなりません。中途半端な力の抜き方では何も生まれないと私は思っています。鍛え上げる方々の情熱と同じくらいの情熱を持って力を抜く稽古を続けるのです。

情熱を持って力を抜く稽古とは変な表現かも知れませんが(笑)・・・

とにかく会員さんに力を抜くことは、ネガティブでもひ弱でもないことを知ってほしいのです。

力を抜く稽古の先には、鍛える稽古と同じくらい素晴らしい世界が待っていると私は確信しています。

なので会員さんはこらからも頑張らないように頑張って(笑)稽古に望んでくださいね。
posted by ロン at 17:12| 日記