2021年01月31日

するよりしないことを

脱力に特化した武術、空体道では何かをすることより、何かをしないことが大切になってくるのです。

何かをしないとは、緊張しない、力まない、興奮しない、不安を感じない、作為を持たない、結果を気にしない、思い込みを持たない・・・

脱力に有効な何かを付け加えることではなく、脱力を阻害する何か捨てていくことを選択すること。そんな気持ちを持って稽古の望めば、脱力の進歩がより早まると私は思っています。

会員さんはすることよりしないことを学んで下さい。
posted by ロン at 20:18| 日記

2021年01月29日

古流柔術

空体道の稽古は二箇所の体育館格技室でおこなっていますが、格技室は一般開放なので、私たち以外にも(主に空手道や合気道)武道、武術をされている人たちもいらっしゃいます。

そんな中、空手を指導されている方と合気道を指導されている方から同じ質問をうけたことがあります。

「あなたの指導されてるものは古流の柔術ですか?」

空体道の主なルーツは中国武術の内家三拳(太極拳、八卦掌、形意拳)ですが、そこに合気道、空手の要素も入っていますし、道着を着用し打撃、崩し、投げの含まれる対練、組み手をしているので、古流の柔術の一派と思われたのかもしれません。

私がルーツは中国武術でそこに合気道や空手の要素が融合されたものと説明すると「ああ、そうですか。何となく当身のある柔道、当身のある合気道のように見えたので、古流の柔術の一派かと」との返事でした。

う〜む、古流柔術の一派か。何となくそんな呼び名も悪くないな〜と思う私なのでした(笑)
posted by ロン at 16:28| 日記

2021年01月26日

身体からの声

空体道の稽古は週2回ありますが、それだけで早く上達するのはなかなか難しいものです。

一人稽古も必要ですが、一人稽古以外に日常生活の過ごし方にも上達のポイントがあります。

それは身体からの声に耳を澄ませる癖をつけることです。

立っている時、歩いている時、物を持った時等々、日常動作をしている時に身体からの声に耳を澄ませてみるのです。

すると聞こえてくるのです。身体からの力みの声が・・・肩が力んでいる、腕が力んでいる、腰が力んでいる、脚が力んでいる・・・

そんな声が聞こるたびに力みのある部分をゆるめようとして下さい。

最初は明確な力みの声しか聞こえないかもしれませんが、長く続けるうちに微妙な力み、微小な力みの声も聞こえるようになります。

私は会員さんよりそのようなことをやり続けていますから、会員さんがまったく聞こえないごく僅かの力みの声も聞こえるようになりました。

そんなに難しいことでもありませんから是非試してみて下さい。自分がいかに日常生活で力んでいるのかが分かると思いますよ。
posted by ロン at 15:45| 日記

2021年01月24日

落ち続けている

昨日の空体道教室で話したことですが、他の教室の皆さんへの参考になるために書きます。

力を抜くための感覚のお話です。

それは頭から足裏まで常に重さが落ち続けている、との意識を持つことです。

私たちの身体は地球の重力でいつも地球の中心へ向かって引っ張られ続けています。なので脱力への意識も同様に考えてほしいのです。引っ張られる=落ちるです。

滝を見てください。滝は上から下へ水がたえず落ち続けていますよね。あのイメージを身体の内部に想像するとよいかもしれません。

基本の時も、型の時も、対練の時も、組み手の時も、そう思い続けることによってより力が抜けやすくなると思います。

注意点が一つあります。落とすのではなく、落ち続けている意識を持って下さい。

落とす意識だと1回1回作為的に重さを落とすことになってしまうからです。でも落ち続けている意識だとどんな状態、どんな状況でも自然に脱力を維持し続ける感覚が見につきやすいのです。

以上、会員さんへのアドバイスでした。
posted by ロン at 20:35| 日記

2021年01月22日

負荷

武術における自分の進歩を「負荷」で確認しています。

型でいかに負荷なく動けているか、対練でいかに負荷なく技が出来ているか、組み手でいかに負荷なく相手を制しているか・・・

型は自分の感覚だけですが、対練や組み手は相手はしっかり全力で抵抗してくれるのでより自分の身体の負荷が分かりやすいかも知れません。

年々その負荷が減ってはいますが、まだまだまったく感じないわけではありません。いまだ未熟です。でもそれが私の伸びしろだと思うようにしています。まだまだ先は長く遠いです。

今後更に脱力が進み、身体が重力(重さ)と調和した時、そんな負荷もほとんど感じなくなるかもしれません。

その境地へお迎えが来るまでに辿り着けるかどうか分かりませんが、それが本当に楽しい61歳です。
posted by ロン at 16:18| 日記