2021年01月19日

打撃法

空体道の基本である養身法は、脱力法(腕振り3種、足振り2種)と立禅法(上下法、前後法、左右法)と歩行法(前進歩、後退歩)と打撃法(劈手、鞭手、回旋手、突き、蹴り)の4部門で構成されています。

今回はその中で打撃法について説明します。

打撃法はもちろん打撃技を習得するための稽古法ですが、それは打撃法の本質ではありません。打撃法の本質は身体の重さの密度を増すことにあるのです。

脱力法、立禅法、歩行法で、頭から足裏まで重さを通したなら、打撃法を通してその重さの密度を高めていくのです。打ち下ろしの掌打(劈手)、手背による打撃(鞭手)、回し打つ掌打(回旋手)、突き(正拳突き)、蹴り(分脚)。これらの4種の打撃法を繰り返し繰り返し稽古を続けていくうちに、自然に重さの密度は増していくのです。

もちろん空体道の他の稽古にも同様の効果がありますが、打撃法は特にその効果が高いと言えるかも知れません。

なので会員さんは打撃法をおこなう時は、打撃技の稽古ではなく、重さの密度を増すための稽古として取り組んでほしいのです。何の為の稽古か理解することが上達への近道です。

ただし何度も言っていることですが、動きに作為を持ち込んではいけません。作為は力みを生んでしまいます。そこは注意が必要です。
posted by ロン at 18:31| 日記