空体道の稽古は週2回ありますが、それだけで早く上達するのはなかなか難しいものです。
一人稽古も必要ですが、一人稽古以外に日常生活の過ごし方にも上達のポイントがあります。
それは身体からの声に耳を澄ませる癖をつけることです。
立っている時、歩いている時、物を持った時等々、日常動作をしている時に身体からの声に耳を澄ませてみるのです。
すると聞こえてくるのです。身体からの力みの声が・・・肩が力んでいる、腕が力んでいる、腰が力んでいる、脚が力んでいる・・・
そんな声が聞こるたびに力みのある部分をゆるめようとして下さい。
最初は明確な力みの声しか聞こえないかもしれませんが、長く続けるうちに微妙な力み、微小な力みの声も聞こえるようになります。
私は会員さんよりそのようなことをやり続けていますから、会員さんがまったく聞こえないごく僅かの力みの声も聞こえるようになりました。
そんなに難しいことでもありませんから是非試してみて下さい。自分がいかに日常生活で力んでいるのかが分かると思いますよ。