2022年01月30日

近距離打撃・寸勁

空体道の開手による打撃の一例の動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=8OeATZl-fWA

空体道は基本として接近戦を主とするため、近距離打撃(寸勁)が中心となります。動画では分かりづらいかもしれませんが、全身に重さが通っていれば、至近距離からでも強力な威力が相手に伝わります。

会員さんは参考にして下さい。
posted by ロン at 13:05| 日記

2022年01月29日

新動画

空体道の技の一つ「劈手」による打撃、崩し、投げの動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=GkBUmYfkAeA&t=1s

脱力により、重さが頭から足裏まで落ち、重力と調和した身体からの技は、見た目の平易さとは裏腹の強大な威力が宿ります。

会員さんは参考にして下さい。
posted by ロン at 21:30| 日記

鉄の塊

空体道の打撃は 鉄の塊 をぶつけられたようなものと私は思っています。

脱力の武術なのに鉄の塊と言われると、違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私的には納得出来る表現なのです。

脱力が進み、頭から足裏まで重さが落ち、全身に重力が通り、統一体となった身体ならば、どんな動き(技)にも、統一された全身の重さがタイムラグなしに瞬時に伝わるようになります。

その統一体の重さの感触が 鉄の塊 なのです。

人の体重は様々ですが、その全体重分が鉄の塊となって一気にぶつかったら、その衝撃に耐えられる人はそう多くないと思います。

私もそんな統一体に身体に至ってはおりません。未熟です。でもほんの少しだけは鉄の塊の感触を会員さんに伝えることが可能です。

そんな鉄の塊を宿した統一体を目指して、稽古、稽古、また稽古です。
posted by ロン at 13:32| 日記

2022年01月28日

苦痛か快楽か

空体道では武術の答えを重さ(重力)と考えていますので、それ以外の答えはあまり気にせず、とにかく徹底的に重さを追求する武術です。

そして空体道で追求する重さとは、柔らかい、流動的、しなやか、と言うより、重厚、安定、まとまり、を感じさせる身体です。

重力と調和した身体は、全身が重さで統一された身体です。

そうなれば、相手に接触した瞬間に重さが技(打撃、崩し、投げ、関節)となって伝わります。

その重さの養成法として第一にあげるのが、じっくり立つこと(立禅法)、その場で重心移動すること(重心法)、ゆっくり歩くこと(歩行法)です。

空体道の12の型である空法は、重さの運用(技)を身につける方法で、重さを養成する方法ではありません。
養成するのはあくまで上記の3つの方法です。

そしてこの3つの方法は、老若男女誰もがおこなえる単純で簡単な方法です。形だけなら一回の練習で覚えられます。

ただ問題なのは、この3つの単純な方法を、何年も、何年も、そして何年も、さらに何年も続けられるか否かと言うことです。これが中々難しいのです。すぐに結果が出ない単純ことをひたすら続けることは人によってはとても苦痛に感じられるかもしれません。

私的には苦痛どころか快楽以外の何物でもありませんが。

苦痛か快楽か・・・願わくは会員さん全員が私と同じ気持ちでいてほしいと思っています。


posted by ロン at 21:12| 日記

2022年01月27日

付き合わない

変な言い方ですが、空体道は付き合わない武術の側面を持っています。

今は他流儀との交流はしない方針なので、あくまで仮のお話ですが、打撃中心の相手とは打ち合いはしません。相手の打撃を接触して(重さで)封じてから、崩し技、投げ技を中心として戦います。

投げ技を中心とした相手とは投げ合いはしません。相手の投げ技を重接触して(重さで)封じてから、打撃を中心に戦います。

また打撃と投げが半々と相手とは、接触して(重さで)動きを封じ、打撃の間合い(遠、中距離)でもなく、投げも間合い(近距離)でもない、その中間の間合いで闘います。

だから空体道が他より強いとか優れていると言っている訳ではまったくありません。まだまだ発展途上の武術で未熟です。

ただ相手と合わせてしまうと、こちらのリスクが高まってしまうため、とにかく相手の得意な状況にはまらない様に身を守るための戦術としてのお話なのです。

とにかく絶対的な重さ(統一体)の身体になるまでは(あるいはなってからも)、とにかく相手の土俵にはあがらないのが、空体道の戦い方なのです。

まあ、私は昔から付き合いが悪いタイプでしたから、創始した武術にもその性格が出たのかもしれませんね(笑)
posted by ロン at 22:04| 日記