62歳の今、武術で焦ることはなくなりました。
早く上達したい・・・もっと強くなりたい・・・まだまだ進化したい・・・
その思いが強すぎると、上達も、強さも、進化も遅れてしまいます。
するべきは腰を据えて、じっくり、ゆっくり自分の武術と向き合うこと。
何年掛かろうと、何十年かかろうと、ただ淡々と稽古を続けること。
武術は一生もの。一生かけて続けれは、いつかは上達し、強くなり、進化出来ると私は信じています。
歳だから、小さいから、体力がないから、女性だから・・・そんなことは関係ありません。何も気にせず一生かけてのんびり、気長に続けいけば、やがて自分でも思っていなかったような素晴らしい身体と心の可能性に気づくでしょう。
私はまだ未熟ですが、そんな一生かけられるような武術を目指して、空体道を創始したつもりです。
コロナ禍で休んでいる会員さんも、少しの休みは一生に比べたら瞬きしたくらいのようなものです。
稽古に来れなくても諦めず、出来る範囲でよいので一人稽古を続けて下さい。
何度も言いますが、武術は一生ものなのです。
2022年01月24日
空体道新動画
空体道の重力線についての説明動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=CPafte02kko
頭から足裏まで重さが通る「重力線」の獲得によって、全身の重さが相手に伝わるようになります。
会員さんは参考にして下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=CPafte02kko
頭から足裏まで重さが通る「重力線」の獲得によって、全身の重さが相手に伝わるようになります。
会員さんは参考にして下さい。
posted by ロン at 21:00| 日記
すべては
空体道の打撃技、崩し技、投げ技、関節技、これらの技を型や対練で磨くことは大切ですが、これらの技の威力を増すことについては、型、対練を繰り返すことより良い方法があります。
空体道の打撃にしろ、投げにしろ、すべての技の威力の源は「重さ」です。なので技を磨くことではなく、純粋な重さを磨くことによってすべての技の威力が増すことになるのです。
そのための練習が、立禅法、重心法、歩行法なのです。ただ立って、ただその場で重心を移動して、ただゆっくり歩くことによって、徐々に徐々に重さが身体の中を落ち始め、全身に重さが通るようになり、やがてどんな動きをしても、相手に触れた瞬間にすべての重さが伝わるようになるのです。
立禅法、重心法、歩行法、いづれも簡単で単純なものです。でもその簡単で単純な動きを、何度も、何年も、ひたすら続けることによって、すべての技にやどる「重さ」が身についてくるのです。
会員さんはそこのところをしっかり理解して教室に、そして一人稽古に臨んで下さい。
空体道の打撃にしろ、投げにしろ、すべての技の威力の源は「重さ」です。なので技を磨くことではなく、純粋な重さを磨くことによってすべての技の威力が増すことになるのです。
そのための練習が、立禅法、重心法、歩行法なのです。ただ立って、ただその場で重心を移動して、ただゆっくり歩くことによって、徐々に徐々に重さが身体の中を落ち始め、全身に重さが通るようになり、やがてどんな動きをしても、相手に触れた瞬間にすべての重さが伝わるようになるのです。
立禅法、重心法、歩行法、いづれも簡単で単純なものです。でもその簡単で単純な動きを、何度も、何年も、ひたすら続けることによって、すべての技にやどる「重さ」が身についてくるのです。
会員さんはそこのところをしっかり理解して教室に、そして一人稽古に臨んで下さい。
posted by ロン at 19:12| 日記
2022年01月21日
会話
コロナ禍で少なくなりましたが、それでも時々見学の方が何人か来る時もあります。
稽古の休憩中に見学の方と話すのですが、見学される方は大抵ネットで武術の知識を持って来られるらしく、こんな会話になります。
「何か特殊な身体操作をそれるのですが?」「いえ、身体の力を抜くだけです」
「動く時はどこから身体を動かすのですか?」「いえ、身体の力を抜いて普通に動くだけです」
「丹田へ意識を集中したり、力を集めたりするのですか?」「いえ、ただ身体の力を抜くだけです」
「発勁や寸勁はどうやって打つのですか?」「いえ、距離が長くても短くても身体の力を抜いて普通に打つだけです」
「呼吸法はどのようにするのですか?」「いえ、身体の力を抜いて普通に呼吸するだけです」
何も面倒くさくてこのように答えている訳ではありません。私なりに正直に空体道の本質を答えると上記のような返答になってしまうのです。
ただ力を抜く・・・私にはこの言葉の中に無限の可能性を感じているのです。だからいつも上記のような会話になってしまいます。
そして最後にこう伝えます「文字を追っても、映像を見ても、その武術の本質は分からないものです。体験するしか分かる方法はありません。で、入会する?(笑)」
稽古の休憩中に見学の方と話すのですが、見学される方は大抵ネットで武術の知識を持って来られるらしく、こんな会話になります。
「何か特殊な身体操作をそれるのですが?」「いえ、身体の力を抜くだけです」
「動く時はどこから身体を動かすのですか?」「いえ、身体の力を抜いて普通に動くだけです」
「丹田へ意識を集中したり、力を集めたりするのですか?」「いえ、ただ身体の力を抜くだけです」
「発勁や寸勁はどうやって打つのですか?」「いえ、距離が長くても短くても身体の力を抜いて普通に打つだけです」
「呼吸法はどのようにするのですか?」「いえ、身体の力を抜いて普通に呼吸するだけです」
何も面倒くさくてこのように答えている訳ではありません。私なりに正直に空体道の本質を答えると上記のような返答になってしまうのです。
ただ力を抜く・・・私にはこの言葉の中に無限の可能性を感じているのです。だからいつも上記のような会話になってしまいます。
そして最後にこう伝えます「文字を追っても、映像を見ても、その武術の本質は分からないものです。体験するしか分かる方法はありません。で、入会する?(笑)」
posted by ロン at 20:41| 日記
2022年01月20日
困難の先に
私は空体道を、体格、年齢、性別を越えた武術にしたいと言う強い思いを持っていますが、同時にその困難さも理解しているつもりです。
30代から40代まで、中国武術各門派、空手道各流派、日本拳法、少林寺拳法、ボクシング、キックボクシングの方々との数多くの組み手、スパーリングを通して、鍛え上げられた方々の凄さ、素晴らしさをリアルに知っているからです。
中途半端な脱力ではまったく通用しません。これが事実です。現実はそう甘いものではありません。彼らと一度でも本気の組み手やスパーリングをやってみればすぐに分かります。
でも私はそんな困難さの先には、本当に求める武術の道が妄想ではなく本当に存在していると信じています。
そのための徹底した脱力。どんな体勢、どんな状況、どんな相手でもいっさい力まない本当の脱力体。
その脱力体になってはじめて、全身の全てに重力(重さ)が通り、重力と調和した統一体へと進むことが出来るのです。
コロナ禍で教室はどうなるのか分からない状況ですが、一人稽古はどこでも出来ます。
会員の皆さんは、困難の先の素晴らしい世界を目指してこれからも頑張りましょう。もちろん私も頑張ります!
30代から40代まで、中国武術各門派、空手道各流派、日本拳法、少林寺拳法、ボクシング、キックボクシングの方々との数多くの組み手、スパーリングを通して、鍛え上げられた方々の凄さ、素晴らしさをリアルに知っているからです。
中途半端な脱力ではまったく通用しません。これが事実です。現実はそう甘いものではありません。彼らと一度でも本気の組み手やスパーリングをやってみればすぐに分かります。
でも私はそんな困難さの先には、本当に求める武術の道が妄想ではなく本当に存在していると信じています。
そのための徹底した脱力。どんな体勢、どんな状況、どんな相手でもいっさい力まない本当の脱力体。
その脱力体になってはじめて、全身の全てに重力(重さ)が通り、重力と調和した統一体へと進むことが出来るのです。
コロナ禍で教室はどうなるのか分からない状況ですが、一人稽古はどこでも出来ます。
会員の皆さんは、困難の先の素晴らしい世界を目指してこれからも頑張りましょう。もちろん私も頑張ります!
posted by ロン at 21:27| 日記