2022年02月08日

孤独

稽古には色々あります。

教室での稽古、少数の仲間が集まっての自主稽古、そして単独の一人稽古・・・

どれも皆大切な稽古ですが、会員の皆さんは教室での稽古が一番大切でしょうね。対人稽古の対練や組み手もありますし。

でも私は真に大切な稽古は、一人稽古だと思っています。

指導してくれる者がいない、アドバイスをくれる先輩もいない、一緒に高めあってくれる仲間もいない、そんな一人だけの稽古。

空体道の本質を掴むためには、そんな孤独な一人稽古がどうしても必要になるのです。

孤独な一人稽古を続け、続け、続け、続け、そしてさらに続け・・・そんな試行錯誤の中から、真の脱力の感覚が、真の重さの感覚が、真の重力との調和が少しずつ、少しずつ、少しずつ、身体に染み入ってくるのです。

だから毎週の教室は、そんな一人稽古が出来るようになるためのステップアップの場なのです。教室だけで空体道の本質を迫る事は難しいです。

自分の身体の中にちゃんと答えは存在します。

だから会員の皆さんも、最後の最後は自分自身の力で、空体道の本質を掴み取って下さい。
posted by ロン at 21:15| 日記