前回のブログで 全身のゆるみの密度が一定のまま凝縮される と書きましたが、会員さんが誤解されるといけないので、補足説明をします。
密度が一定のまま凝縮されるとは、身体が縮まる感覚のことではありません。むしろ逆なのです。
凝縮とはまとまり、さらに言えば張りのことです。
私は立禅法、重心法、歩行法をおこなっているうちに、丹田から腹が張ってくるのを感じます。その張りはボヨンボヨンと言ったものではなく、カチカチに硬く張っている感触なのです。
その硬くカチカチに張った丹田の感覚を、凝縮と言う言葉で表現したのです。
まだまだ私は未熟ですので、その張りが全身にまでは及んでいませんが、いつの日か、と言う思いを込めて教室稽古や一人稽古に向き合っています。