空体道の基本的な立ち方は三つです。
平行立ち、前屈立ち、後屈立ち。
この三つの立ち方が重さ(重力)によって安定しないかぎり、相手に十分な重さ(技)を伝えることは難しいのです。
なので空体道ではこの三つの立ち方を立禅法、重心法、歩行法で、徹底的に練習します。
この立ち方の安定なくして、空体道の上達は見込めません。でも逆に言えば立ち方が重さ(重力)で安定するようになったなら、型、対練、組み手が一気に上達するのです。
たしか武道において、立ち方三年との言葉があったように記憶していますが、空体道では立ち方まず十年と言えるでしょう。