空体道では姿勢の絶対安定が欠かせません。平行立ち、前屈立ち、後屈立ち、この三つの立ち方で、徹底的に姿勢の安定を図っていきます。
ここで面白いのは、姿勢と脱力との関係性です。
脱力が進むと姿勢は安定する・・・姿勢が安定すると脱力が進む・・・脱力が姿勢の安定を促し、姿勢の安定が脱力を促す。
何というか、卵が先か鶏が先か的な感じですね。
なので空体道では、平行立ち、前屈立ち、後屈立ちの立つ稽古である、立禅法、重心法、歩行法がとても重要になってくるのです。
この姿勢の安定なくして、空体道の本質に迫ることは出来ません。この点を会員さんは忘れないようにしましょう。