会員さんへ連絡です。最近、空体道の稽古体系を色々と改変してきました。これでいいかなと思う一方、何かが足りない。何かが腑に落ちない、と無い頭を絞っては何度も改変を繰り返してきました。そのたびに会員さんを混乱させたかと思いますが、一応下記のような体系に落ち着かせようと思っています。
とにかく体系にこだわって、こだわって作り上げたのが下記なのです。
脱力法 腕振り(前後、左右) 足振り(前、横) 腰伸ばし、体振り
立禅法 平行立ち 後屈立ち
養身法 前後法 上下法 遠心法 求心法 回転法
打撃法 劈手 鞭手 回旋手 直拳 分脚
空法 劈手(へきしゅ)摇手(ようしゅ)穿手(せんしゅ)
裏拳(りけん)左右直拳(さゆうちょくけん)衝手(しょうしゅ)
截手直拳(せっしゅちょっけん)回拳(かいけん)双拳(そうけん)
鷹爪(ようそう)横手(おうしゅ)鑚手(さんしゅ)
対練 腕回し対練 打撃対練
組手 約束組手 自由組手
武器術 杖術
以上です。次回は空法を時間をかけて詳しく説明しますのでお楽しみに!
動きと重さ
私は会員さんによく「重さを伝える」と言う表現をしますが、気を付けなければならないのは動きと重さの方向についてです。
重さを伝えると言うと、例えば相手を押そうとする場合、会員さんは押す手に重さを流すような意識があると思います。押す手は前方、重さも前方のイメージですね。
しかし空体道では進行方向に重さを流すと言った考えはありません。重さは常に重力方向である上から下(鉛直線)に働いています。なので相手を押し飛ばす場合の意識は、動きは前方、重さは下方なのです。
この感覚はかなり難しい感覚です。人はどうしても動きの方向に意識が向きやすく、重力方向へはなかなか意識が向きません。しかしそれでは空体道の重さは十分には伝わらないのです。
そのために空体道の型の動きは簡素でゆっくり作られているのです。簡単な動き、ゆっくりした動きの型を繰り返し繰り返し稽古することによって、動きの方向と重力の方向が同時に感じられるようになると私は思っています。
本当の意味で力が抜けていれば、何も思うことなく動けるのですが、会員さんはほんの少しだけよいので、動きと重さの方向の意識を持ちながら型をおこなうもの良いと思います。
ただし作為的になって力んだり、動きが膠着しないように十分に気を付けて下さいね。
重さを伝えると言うと、例えば相手を押そうとする場合、会員さんは押す手に重さを流すような意識があると思います。押す手は前方、重さも前方のイメージですね。
しかし空体道では進行方向に重さを流すと言った考えはありません。重さは常に重力方向である上から下(鉛直線)に働いています。なので相手を押し飛ばす場合の意識は、動きは前方、重さは下方なのです。
この感覚はかなり難しい感覚です。人はどうしても動きの方向に意識が向きやすく、重力方向へはなかなか意識が向きません。しかしそれでは空体道の重さは十分には伝わらないのです。
そのために空体道の型の動きは簡素でゆっくり作られているのです。簡単な動き、ゆっくりした動きの型を繰り返し繰り返し稽古することによって、動きの方向と重力の方向が同時に感じられるようになると私は思っています。
本当の意味で力が抜けていれば、何も思うことなく動けるのですが、会員さんはほんの少しだけよいので、動きと重さの方向の意識を持ちながら型をおこなうもの良いと思います。
ただし作為的になって力んだり、動きが膠着しないように十分に気を付けて下さいね。
posted by ロン at 19:03| 日記