2017年12月06日

身体と意識

身体と意識は一致していなければいけません。

しかしこの身体の意識の一致ほど難しいものはないと私は思っています。

戦いにおいて、相手の存在に意識が囚われると、意識は身体より前方(相手)に向かい、身体と意識のバランスはすでに崩れています。

また自分の動き(例えば突き)に意識が向くと、意識は腕に集中しすぎて全身のバランスが乱れるのです。

意識はすぐに相手にも自分の動きにも囚われます。そうなれば、全身の重さも、全身の統一性も失われてしまいます。

この場合の意識は自我と言えるものです。私が、俺が、我が、と言う意識が身体本来持っている重さ、統一性を押さえこんでしまいます。

ではどうすれば良いのか・・・未熟な私ですので明確な答えは持っていません。

ただ日頃心がけていることは、意識を全身に染みこませるような感覚で、型や組手に臨んでいます。

意識が身体の外に出ず、また身体の一部分にも集中することなく、つねに全身に染みわたっているような感覚・・・

そんな全身に染みわたる意識の先に、もしかしたら無心の境地が存在するのかもしれません。

無心の境地・・・動いた後に動いたことに気づく境地、相手を制した後に制したことに気づく境地・・・

いつか辿り着きたいです。
posted by ロン at 09:23| 日記