2018年07月15日

突きについて

空体道の突きについて説明します。

空体道の突きは、足の蹴りこむ力を拳に伝えません。また腰のひねる力も使いません。そして背中の力も活用しません。これらの力は強力でとても有効なのですが、空体道の方法は違っているのです。

断っておきますが、私の方法が上記の方法より、優れているわけではありません。それは私が身体の力を抜くことを武術の核としたことによって自然にそうなってしまっただけなのです。

空体道の突きの感覚は、まず最初に拳が動き、その拳にまるで引っ張られるように全身が動く感覚です。

最初に拳が動く感覚があるため、足の蹴りこみも、腰の回転も、背中の力も拳に伝える暇がなくなってしまうのです。

すーっとただ前に拳が伸びて、全身がそれに付き従うだけの動きなので、見た目はまったく威力の無いように見えると思います。

ところが体験しないと分からないことなのですが、そんなへなちょこに見える突きがとても効くのです。

それは重さによる突きだからです。拳に全身が導かれるように動くことによって、その拳に全身の重さが宿るからです。姿、形はどうあれ、全身の重さの突きは絶大な効果があるのです。

重さが拳に宿れば、順突きも逆突きも同じ威力になり、また打つ距離の長短に関係なく威力が出ます。

そんな空体道の突きの感覚は、学んだ、と言うより一人で研究を続けているうちに、何となくそうなっていったように思います。

まだまだ未熟てすが、これからも身体の可能性を探求して、年齢、体格、性別に左右されにくい武術、武道の道を歩み続けます。





posted by ロン at 15:40| 日記