2018年08月27日

自分でもわからない

例えば相手を突こうとします。

その時相手はこちらの最初に動く部分(腕や肩や腰や脚のわずかな動き)に反応して防御してきます。

またさらにレベルの高い相手なら、こちらの意識、雰囲気に反応して防御に入ることでしょう。

そんな相手を打とうと思うなら、相手の防御が間に合わないくらいのスピードが必要になってきます。

若い時はともかく、今の私にはそんなスピードは無理です。

ではどうしたらよいのでしょう。私はこう思っています。相手の防御反応をゼロにすれば・・・

相手が動きや意識に反応するのは、こちらが打とうと思うからだと私は思っています。

打とうとする思いが、意識となって、動きとなって相手に伝わります。

ならば打とうとまったく思わずに打ち出された突きなら・・・あれ、私は突きを出していたのか、自分でもいつ出したのか分からない・・・そう後から思えるような作為のまったくない突きなら・・・

自分でもよくわからない突きなら、速さに関係なく相手は防御することなく打たれてしまうでしょう。

これは突きに限らず、崩しにも投げにも、すべての技に共通する極意ではないでしょうか。

私に出来るか、と言えば、まだまだ未熟です・・・

だからその境地に少しでも近づくために、身体の力を抜き、そして意識の力を抜く稽古を続ける日々なのです。遠い夢ですが・・・
posted by ロン at 09:32| 日記