2018年09月03日

負荷

今から19年前、40歳で練精会を立ち上げました。

「身体の負荷」その時から、この言葉がずっーと引っかかっていたのです。

当時、会員さんの多くが、他武道、格闘技の経験者でした。そんな会員さんに対して、何とか私の技は通用したのですが、技を出すたび、自分の身体に負荷がかかるのを感じていました。

打撃なら、打った時の反動、崩し、投げなら、相手が堪えようとした時の抵抗。それらが自分の身体に負荷として感じられるのです。

40歳の今なら身体の負荷に耐えられるが、これが50歳なら、60歳なら、そして70歳なら・・・・このままではいけない。

そんな不安を感じ、何とか負荷を感じない身体の質を模索するようになりました。

未熟なりに研究を続けた成果か、負荷は、身体の部分的な負荷から、徐々に身体の全体的な負荷になっていき、それにともなって負荷が薄まっていく(負荷をあまり感じない)ようになってきました。

しかし負荷はまだ存在します。

理想はどんな技を出しても負荷のかからない(負荷を感じない)身体の質です。たまにそうなることもありますが、あくまでたまにであり、とても十分とは言えません。

相手がどんなに防御、抵抗しても技がかかり、自分の身体には何の負荷も返ってこない境地。

後1年強で60歳になりますが、その境地は見えているような、見えていないような・・・何とももどかしい状況です。

だから今、会員さんに教えていることは、私の研究、探求の途中経過だと思っています。完成した体系とはまだ言えません。会員さんとの稽古は、私が会員さんに教えながら、私も会員さんに教えられている稽古とも言えるのです。

教えながら、教えられる・・・私は先生でもあり生徒でもあるのです。

そんな練精会ですが、会員さんと一緒に成長出来る稽古が私は本当に楽しく思っています。願わくば会員さんも同じ気持ちでいたならこんなにうれしい事はありません。

代表(私)、副代表(妻のゆりか)と一緒にどこまでも進歩していきましょう!
posted by ロン at 18:42| 日記