2018年10月18日

重さについて

ごくごくたまにですが、新しく入った会員さんからこんな質問を受けることもあります。

「先生、空体道は身体の重さを活用を主とするとなると、やはり身体が大きい人、体重が多い人のほうが有利になるのでしょうか?」

私の答えはこうです。

「仮にある人の体重が50キロだとします。その50キロがいきなりぶつかってきたら、あるいはその50キロが急にのしかかってきたらどうでしょう?耐えられる人はそうはいないと思います。人としては50キロは軽いほうでしょうが、打撃にしろ、崩しや投げにしろ、その50キロがまるごと相手に伝わるのなら、とてつもない威力になるのです。だから体重が50キロでも100キロでもそんなに違いはないのです。体重差よりいかに体重すべてを相手に伝えられるかと言う、重さの精度のほうが大切になるのです」

「なるほど」

「それにもしお互いが武器、例えば小さい刃物を持ったとします。その場合、体格差、体重差は関係なくなると思います。切られたら、刺されたら終わりと言う状況では、体重差よりいかに変化できるかが大切だと思いますよ」

「なるほど分かりました」

「現実問題として体格差、体重差の壁は存在しますが、身体の可能性(空体道の場合は重力との調和とそれに伴う意識の変化)を探求することによって、まだまだ未熟な私がいうものなんですが、かならず克服できると信じています」

「はい。よくわかりました」

「でもそうなるのには時間がかかるのです。力を抜いて重力と調和するのは簡単なことではありません。私もそうですが可能性を信じてこつこつ練習を積み重ねるしかないのです」

以上です。会員さんで体格、体重が少ない方はそれにあきらめることなく、体格、体重が多い方は、それに頼ることなく、皆で力を抜き、重力との調和を私と一緒に目指していきましょう。
posted by ロン at 08:47| 日記