2018年11月02日

反比例

空体道には反比例の法則があります。

こちらの威力(空体道では重さ)が相手に伝われば伝わるほど、こちらの感触と言うか、感覚が無くなっていくのです。

打撃では、こちらの重さが伝わる度合いが増していくほど(相手にダメージがより増していくほど)に、打撃時のショック(反動)がこちらに返ってこなくなります。

崩しや投げでは、こちらの重さが相手に伝われば、伝わるほど、相手の抵抗を感じなくなっていくのです。

威力(相手への効果が増すほど、こちらの感触(打った感覚、崩した、投げた感覚)が薄くなっていくこと。これが空挺体道の反比例の法則です。

こんなに軽く打って効果があるはずはない、と思える時のほうが相手にダメージがあり、こんなに軽く触れて、相手が崩れる、投げられるはずがない、と思える時のほうが、崩せる、投げられる・・・なんとも不思議で面白い感覚です。

だから凄いわけでも強いわけでもありませんが(武術はそんなにあまいものではないと思っています)、ああ、こちらでいろいろ頑張らなくても重さに任せたら何とかなりそう、と思えるのがとても楽しいのです。

会員さんの対練や組み手で、感触、感覚がしっかりあるうちはまだまだです。重さを信じて、もっともっと身体の力を抜いてください。時間はかかりますが、いつかこの反比例の法則を実感出来る日が訪れると思います。

とにかく脱力、脱力、脱力です。
posted by ロン at 19:08| 日記