2018年11月05日

骨格と筋肉

全身の力を抜いて立てば、身体は地面に崩れ落ちます。当たり前と言えば当たり前のことです。

だから空体道ではその力が抜けた身体を骨格のバランスとその骨を補助するだけの必要最低限の筋力とで支えるようにします。

わずかでも骨格のバランスが崩れ、わずかでもそれを補助する筋出力が低下したら、すぐに崩れ落ちるほど身体の力を抜くことによって、初めて重さ(体重)が自分の力となるように私は感じています。

その過程において、さまざまな不安が訪れます。

こんなに力を抜いたら、力が出なくなる・・・こんなに力を抜いたら、すばやく動けない・・・こんなに力を抜いたら、強くなれるはずがない・・・こんなに力を抜いたら・・・

その不安に押しつぶされず、ひたすら力を抜いた先に、重力と調和した、重さによって動き、重さによって戦える世界が開けるのだと思っています。

そんな段階には私もまだまだですが、確かな手ごたえを感じながら、亀の歩みながら一歩一歩前に進んでいます。

力を抜く武術だからと言って、簡単に身に付く訳ではありません。長い道のりが必要になります。

会員さんも不安を抱えながらでもかまいません。その先を信じてあせらずのんびりと前に進みましょう。
posted by ロン at 20:57| 日記