2018年12月27日

心をゆるめる

身体と心は一つだと私は思っています。

だから身体の力を抜くためには、心もゆるめる必要があるのです。

逆に言えば、心がゆるんでいなければ、身体の力も抜けることはないのです。

心をゆるめるためには、思いと言うか、感情を静める必要があります。

例えば、組み手において、やってやろうと言う闘争心、やられなくないと言う恐怖心、どうなるんだろうと言う不安、自分が負けるわけないと言う慢心、勝てるわけがないと言う諦念・・・このような感情に支配されたなら、心がゆるむことは難しいと私は思います。

心をゆるめるためには、さまざまな感情の起こりを自覚し、その起こる感情の外に出ることです。

ああ、今自分は恐れているなとか、不安を感じているなとか、もう一人の自分がのんびりと自分の感情を観察している感覚が必要です。

自分と自分を観察しているもう一人の自分。もう一人の自分の視点に立てば、感情を客観視して見る事が出来、その感情に囚われることはなくなると思います。

負の感情が現れたら、消そうとしても消すことは出来ず、よけい感情に囚われてしまいます。消そうとせず、ただ(もう一人の自分になって)感情を眺めてください。そうすれば川の流れのように感情は流れ去っていくことでしょう。

前に書きましたが、私が試合に臨む時の言葉(命まで取られるわけでなし)も、感情をただ見つめるための呪文のようなものだったのかも知れません。

なんにしても心と身体は一つだと思います。だから心がゆるめば、身体もゆるむ。身体がゆるめば、心もゆるむ・・・そんな感覚で会員さんはこれからの稽古に望んでください。
posted by ロン at 15:09| 日記