2019年05月17日

鈍器の衝撃

副代表のゆりかと居間で打撃対練を指導して感じるのが、鈍器の衝撃です。

ゆりかの力の抜け具合、そして身体のまとまりが増しているのと、私が相手なので何の遠慮もいらないと思ってくれているのか、ゆりかの打撃を受ける私の手や腕、いや全身に巨大な鈍器のような衝撃が伝わってくるのです。

ゆりかは女性としては大きいほうですが、男性にくらべたらやはり小柄です。しかしそんな小柄な体格からは想像できないくらいの衝撃力を感じます。まさに巨大な鈍器がぶつかってくるにぶい衝撃・・・

これをまともにくらったら、かなり鍛えた男性でも耐えられないと思います。

だからゆりかが強いとか、すごいと言うわけではありません。ただ、私は嬉しいのです。

私が目指している体格、年齢、性別を超えていく武術の体現をほんの少しだけですが、女性のゆりかが示してくれることが何より嬉しいことなのです。

そこで会員さん皆さんへアドバイスです。打撃対練の時、相手に打撃の威力を伝えようとか、強く打ってやろうとか、速く打ってやろうとか、くれぐれも思ってはいけません。それではいつまでたっても巨大な鈍器を衝撃を身につけることは出来ません。

相手の存在も、打撃の威力も忘れ、全身の力を抜き(脱力の均一化)、重力との調和(頭から足裏まで真っ直ぐ)を心がけて、何気なく普通に打つだけでよいのです。

それが本当に出来た時、本人はいたって軽く打ったつもりの打撃が、巨大な鈍器の衝撃となります。柔をこつこつ積み重ねていけば、それは知らぬ間に強大な剛へと育っていきます。

あせらずひたすら脱力、脱力、脱力あるのみです。


posted by ロン at 22:24| 日記