2019年09月03日

ただ見る

空体道の組み手で上手くいかない会員さんへのアドバイスです。

それは ただ見る ことです。

相手の突きは、ただの突きです。また相手の蹴りも、ただの蹴りです。

でも上手くいかない会員さんには、ただの突きやただの蹴りが、ただの、ではなくなってしまうようです。

例えば「突きが来た。当たってはいけない。効いてしまう。避けなければ」のように、ただの突きが、「当たっていけない。効いてしまう。避けなければ」の突きにかわってしまうのです。

これでは反応が遅れてしまい、気持ちとは裏腹に攻撃をもらってしまいます。

突きは突き以上の何者でもありません。また蹴りも蹴り以外の何者でもありません。ですから突きでも蹴りでもただそのまま見ればいいのです。わざわざそれに自分の気持ちや感情を加える必要はありません。

ただ相手の動き(攻撃)を自分の感情をはさまずそのまま見ることです。そして見たままに素直に反応すればよいのです。

でもこれが意外と難しいのです。どうしても瞬間的に気持ちや感情が入ってしまいます。

で、アドバイスです。変な表現ですが、自分と自分の動きを切り離してみてください。自分と自分の動きを同一視してしまわないことです。

自分動きを見ているもう一人の自分・・・傍観者の自分で居ることです。

難しいかも知れませんが、この傍観者の意識があれば、相手のどんな動き(攻撃)も、何の気持ちも感情もはさむことなく、的確な反応が可能になると私は思っています。
posted by ロン at 18:52| 日記