2020年05月20日

感情に引っ張られない

空体道では(例えば投げ技を例にして)組み手は無論、対練でも技が効かなければ投げられる必要はありませんし、しっかり抵抗して良いことになっています。

なので自分より大きい人や、筋力に勝る人を投げるのは中々難しいことです。

相手を投げられない時、会員さんはもしかしたらこんな感情を浮かべることが時があるかも知れません。

「あっ、抵抗された。もう技はかかるわけが無い・・・」「おいおい、そこまで抵抗しなくても・・・」「自分より身体が大きいんだから無理無理・・・」

このように感情と自分を同一視してしまうと、技はまずかかりません。感情に引っ張られて自然な動きが出来なくなってしまうからです(脱力体ではなく緊張体になってしまう)。

だから自分の感情に引っ張られて、感情に身体を支配されてはいけないのです。自分と感情を区別して下さい。

浮かんだ感情を静かに傍観する自分の存在に気づくことです。

「ああ、今こんな感情が浮かんでいるなぁ」と第三者的意識でその感情を見つめていれば良いのです。

ネガティブな感情と自分を同化せず、技がかかろうが、かかるまいが、第三者的意識で感情に支配されず、自然な自分の動きが出来た時、抵抗されても、相手の体格が勝っていても、それなりに技がかかるようになっていきます。

感情のその奥に本当の自分が存在することを知った時、身体の可能性が目覚めるのだと私は思っています。
posted by ロン at 16:25| 日記