2020年06月13日

自分ではない自分

空体道において「自分」を強く出すことを戒めるようにしています。

「自分」と言う自我を押し出すと、その動きは作為的で、硬く、雑に、荒々しく、ぎこちなくなってしまいます。

それは「自分」が身体の支配者で、「自分」が身体を全てコントロール出来ると言う考えに囚われてしまうからだと私は思います。

「でも先生、身体を動かすのは自分以外にいませんよね。それではどうすればよいのでしょうか?」と言う会員さんの声が聞こえてくるようです。

自分ではない自分の存在を信じることです。自分ではない自分とは、頭の中だけに居る「自分」ではなく、頭、胴体、脚等、身体すべてに居る自分です。その身体すべてに存在する自分に「自分」をゆだねて動けばよいのです。

そうすればその動きは、自然で、柔らかく、繊細で、やさしく、滑らかなものとなるでしょう。
posted by ロン at 11:42| 日記