2020年06月26日

力感のない

身体を力ませて動くと、その動きに必要な筋肉以外にその動きを邪魔する筋肉も働いてしまいます。

そうすると本人は頑張っているのですが、車に例えるならアクセルとブレーキを同時に踏んで車を走らせているように非常に効率が悪い動きになってしまいます。

なので効率よく動こうとすれば、動きに必要な筋肉だけを働かせて、その動きを邪魔する筋肉は休ませる必要があります。と言うことは全身を動かす時は、全身の筋肉の半分だけ働かせ、後の半分は休ませなければいけません。

動きに必要な筋肉だけを働かせた動きは非常に効率が良いので、ある意味とてももの足りない感じがします。

普段、動きを邪魔する筋肉も働かせて動いているのであれば、もの足りない感覚を感じると「あれ、これでは力が出ていない。もっと頑張らなければ」と思ってしまいます。そしてまた効率の悪い力む動きに戻ってしまいます。

なので会員さんは、もの足りない動き、もの足りない感覚を信じながら一人稽古をしてほしいのです。もの足りない動き、もの足りない感覚は、身体が効率よく、連動し、滑らかに、滞りなく動いている証です。

空体道では力感のある動きより、力感のない動きを大切にしているのです。



posted by ロン at 11:11| 日記