2020年11月03日

自分に還る

空体道の対練や組み手で上手くいかない会員さんのためのアドバイスです。

相手(の存在)に囚われてはいけません。相手に囚われてしまえば、自分を失ってしまいます。

何とか相手を打ってやろう・・・何とか相手を崩してやろう・・・何とか相手を投げてやろう・・・こんな風に思ってしまえば、力みや緊張が生まれ、空体道の威力の源である重さを伝えることは出来ません。

自分に還ることです。

自分に還ることは、内面の自由を感じることです。伸びやかな、軽やかな、緩やかな、そんな内面の状態に戻ればよいのです。

会員さんが力んだり、緊張したりするのは、相手のせいではなく、相手の存在をかってに脅威と感じている自分の内面のせいです。

対練や組み手は、試合でもなければ、ましてや実戦などではありません。怪我をする訳でも、命を取られる訳けでもなく、また誰かから責められる訳でもなく、誰かから責任を負わされる訳でもありません。上手くいかないからと言って会員さんに何の影響も与えることはありません。何の問題もないのです。

だから上手くいっても上手くいかなくても、結果を気にすることはありません。ただ稽古を楽しんで下さい。

そうやっていつも内面が伸びやかな、軽やかな、穏やかな状態に還ることが出来たなら、いつのまにか対練も組み手もうまく出来るようになっていると私は思っています。
posted by ロン at 21:57| 日記