2021年02月22日

真っ白

こんな質問を受けることがあります。

「先生が相手を崩したり投げたりする時の意識状態はどのようなものなのでしょうか?」

そんな時はこんな風に答えます。

「真っ白ですね。何も考えていません。ただ動いているだけです」

そして続けて話します。
 
「よけいな思いは作為を生み、作為は力みを呼ぶのです。それでは皆さんのようにしっかりと抵抗する相手には技はかかりません。だから何も思わず、何も考えず、ただ動くことなのです。そうすれば自然に重さが伝わり、楽に相手を崩したり投げたり出来るのです」

「ではどうやったら何も考えない境地へと至れるのですか?」

「それは簡単です。脱力の稽古をやり続けることです。時間はかかりますが、力が抜ければ抜けるほど、頭の中は自然の真っ白になっていくものです」

結局、会員さんとの会話はいつものように脱力にたどり着くのでした。空体道では脱力、脱力あるのみです。
posted by ロン at 22:10| 日記