今回は空体道の立禅の意識について会員さんへ少し説明したいと思います。
ただ立つ・・・これが空体道の本質ではありますが、あまりにも簡潔すぎますので、もう少し付け加えます。
立禅の形はそのままで、身体の内面が重力に引かれて(調和して)、落ち続けている意識を持って下さい。
頭から足裏まで内面全ての重さが落ち続けている意識・・・
そんな意識を持ちながら立禅を続けていくうちに、自然に下腹から全身に張る感覚が訪れてきます。
そうなったら後は何も思わず、何も意識せず、ただ立ち続けることです。
立禅は効果が現れるまで時間はかかりますが、空体道にとってはとても重要で本質的な稽古です。
会員の皆さんは稽古日だけではなく日常的に立禅に取り組んでほしいと思っています。やらないとやるとでは後になって空体道の進歩に間違いなく差が出ますよ。