2021年12月09日

反比例

打撃技、崩し技、投技等、空体道の技は反比例の技だと思っています。

より軽く、より何気なくに打撃しているように見える動きの方が、相手により深いダメージを負わせる。

より楽に、より普通に崩したり、投げたりしているように見える動きの方が、本気で抵抗する相手を簡単に崩したり、投げたりすることが出来る。

それは空体道が脱力により、全身全ての重さを武器にしているからです。より軽く、より何気なく、より楽に、より普通に見える動きの方がより相手に重さが伝わるのです。

ここで難しいのは空体道の前の経験(日常生活)から、あんな動きでは威力が伝わるわけがないと、無意識に頭と身体が思ってしまう、反応してしまうことです。

この思い込みを捨て去るのが本当に難しいのです。空体道の対練は相手がしっかり抵抗しますし、自由攻防の組み手においてはなおさらです。

発想を変えることです。技が出来なければいけない、成功させなければだめだ、と言う思いを捨てることです。出来なくていい、いやむしろ力むくらいなら技は出来ないほうがいい、と言う諦念を持って稽古の臨んで下さい。

そんな思いを持って稽古を続けるうちに、いつか自然と動きがより軽く、より何気なく、より楽に、より普通になっていき、それと反比例して技のキレ、技の威力が増していくでしょう。


posted by ロン at 12:57| 日記