62歳の今、武術で焦ることはなくなりました。
早く上達したい・・・もっと強くなりたい・・・まだまだ進化したい・・・
その思いが強すぎると、上達も、強さも、進化も遅れてしまいます。
するべきは腰を据えて、じっくり、ゆっくり自分の武術と向き合うこと。
何年掛かろうと、何十年かかろうと、ただ淡々と稽古を続けること。
武術は一生もの。一生かけて続けれは、いつかは上達し、強くなり、進化出来ると私は信じています。
歳だから、小さいから、体力がないから、女性だから・・・そんなことは関係ありません。何も気にせず一生かけてのんびり、気長に続けいけば、やがて自分でも思っていなかったような素晴らしい身体と心の可能性に気づくでしょう。
私はまだ未熟ですが、そんな一生かけられるような武術を目指して、空体道を創始したつもりです。
コロナ禍で休んでいる会員さんも、少しの休みは一生に比べたら瞬きしたくらいのようなものです。
稽古に来れなくても諦めず、出来る範囲でよいので一人稽古を続けて下さい。
何度も言いますが、武術は一生ものなのです。