基本にしろ型にしろ技にしろ、会員さんに私の動きをいくらでも見せることは出来ます。
しかしその動きに存在する私と身体の内面の感覚はどうやっても見せることは出来ません。まあ、当たり前と言ったら当たり前ですよね。何せ感覚の問題なのですから。
だからその感覚を伝えるためには、会員さんに私の技(打撃技、崩し技、投げ技等)を体験させる以外に方法はないと思っています。よほどの天才でもないかぎり、映像や言葉でその感覚をつかむことは難しいのです。
だから会員さんは私との体験を大切にしてほしいのです。何度も何度も何度も体験し、それを頭ではなく、身体で理解するのです。
形も理論のもちろん大切ではありますが、空体道においては体験こそ上達の近道なのです。