2025年04月07日

硬質感

私の身体に触れたことのある会員さんは分かると思いますが、力は抜けているのにかなりの硬質感を感じるはずです。

一言で言うと鋼鉄の塊のような身体の質でしょうか。これは脱力が進んでいて、全身に重力(重さ)が通り始めているので、重力が身体を一つにまとめ上げているからです。

その身体は力んだ身体より硬質感が高いのです。それは身体の遊びがないからです。

力んだ身体は力み具合が基本的には一定になることはなく、身体のあちこちに遊びが生じてしまいます。いくら身体に力を入れようが遊びのある身体は全体のまとまりがなく、相手に十分な威力(力)が伝わりにくいのです。

そして重力が通った身体は重さによって全身が統一され、遊びがほぼないので、相手に触れた瞬間にタイムラグがなく、瞬時に威力(重さ)が伝わるのです。

その遊びのない身体の質が、触れた相手には鋼鉄のような硬質感に感じる訳です。

副代表のゆりかや黒帯会員さんにもその硬質感がしっかりと感じられるようになってきましたね。良いことです。

でも私を含めまだまだ未熟。もっともっと脱力を極めていかなければなりません。一生!

posted by ロン at 12:12| 日記