私は練精会の武術を、体格、年齢、性別を超越する可能性を秘めた武術と呼ぶことがあります。
ただし私は過去に幾つかの組手(散打)大会に出場し、また数多くの武術、武道、格闘技の方々と交流組手、スパーリングも経験しましたので、体格、年齢、性別を超越することがいかに困難なことか十分に承知しているつもりです。なので妄想的にお花畑的に上記のことが容易に実現出来るとはまったく思ってはいません。
その道はとても長くて途中で諦めたくなるし、その道はとても細くて途中で落ちそうになることもあります。
でも可能性はゼロではありません。まだまだ未熟なりにですが、代表の私自身が体格、年齢を超越した武術をほんの少しは体現することが出来ますし、副代表のゆりかも性別を超越した武術の体現に向けて少ずつ、少しずつその道を歩み続けています。
ゆりかは仕事の都合で稽古に毎週コンスタントに参加出来ないこともあり、私が部屋で組手の相手をすることがあるのですが、最近は私と組手をしている相手が女性とは思えなくなる時があります。
ゆりかに触れた時に感じる、身体の重さ、まとまり、そしてその威力。ゆりかもここまできたか〜と感慨深く感じています。
代表の私が体格、年齢、そして副代表のゆりかが性別を超越した武術を体現すること・・・正直、私もまだまだ未熟。ゆりかはそれ以上にまだまだ未熟なれど、その長くて細い道を諦めずに、そして落っこちることなく、いまだに歩み続けています。
そして願わくば会員さん全員もその道を一緒に歩み続けてほしいと思っている次第です。