私の武術感と言うのは、いすれ分かる、です。
稽古を愚直にひたすら長く続けていれば、自然にその武術の言わんとしていることが分かると言った思いを持っています。
なので私が稽古で色々助言していることは、全てあくまで方便としての助言であって真理ではありません。
真理は稽古の中であるものであって、言葉や文字の中にはないと私は思っています。
だから会員さんはいずれ分かる段階までただ稽古を続け事が大切で、何か急に進歩出来るような武術的知識や身体操作法、意識操作法を練精会で期待してはいけません。
ただそれではあまりに大変だと思いますから、会員さん全員に毎回、私の身体の質や技を体験してもらってそれで手がかりにしてもらっています。
いすれは分かるとは、いずれ人に教わって分かるではなく、いずれ自分自身で分る、と言うことです。いつまでも人に頼っていては武術の心理にたどり着くことは難しいと思います。
過去に様々な本、様々な映像を見て、知識だけは豊富に蓄えていた会員さんも何人かいましたが、ものになった人は一人もいませんでした。
本を読む暇、映像を見る暇があったら、まず身体を動かすことです。
それが練精会の武術では大切なのです。そしてその先にいずれ自分自身で分る日がきっと訪れることでしょう。