空体道の立禅について何度かお話したことがありますが、立禅はとても大切な要素なので今回も説明したいと思います。
空体道の立禅の目的は一つです。重力と調和して立つことを学ぶこと。
重力に負けて、ふにゃふにゃに萎れることもなく、重力に抗いすぎて、ガチガチに固まることもなく、重力の圧力と理想的につり合い、調和して立つことを学ぶこと。
言葉では簡単に思えるかもしれませんが、とても難しいことです。会員さんのほぼすべての方は重力に抗いすぎています。無駄に力を入れて、ガチガチに固めて立っているのです。そのことは本人はまったく気づきません。日常生活でつねにそのような力んだ状態で生活していれば、自分が力んで立っていることに中々気づくことは難しいのです。
ではどうすれば重力と調和して立つことが出来るのでしょうか?
答えはとても簡単です。立禅の稽古を長年続けていればよいのです。ただひたすら立禅に取り組んでいれば、身体は自然に少しずつ、少しずつ、少しずつ、重力と調和しようとして力が抜けてくるのです。
なので結論、ただ立つのです。重力と調和するまでただ立つことです。私はそれ以外に重力と調和する方法を知りません。
会員さんは、何も考えず、何も思わず、そして何か不思議な事を期待することもなく、ただの立禅に取り組んで下さい。