2025年11月02日

一筆書き

本日の稽古でゆりかと黒帯会員さんへアドバイスしたことに「一筆書きの動き」があります。

これは手足が等速度で滑らかに、よどみなく動くことを言い表しています。動きの途中で「ぐっ」とか「ぎゅっ」とか切れ目がある動きは一筆書きの動きではありません。

そんな一筆書きの動きによる組手が出来れば、さほど速く動いていないのに、相手はこちらの技の出所を知覚することが困難になり、反応(防御や反撃)が遅れてしまいます。また瞬発力を必要としない動きなので、スタミナをロスすることがなく楽に動き続けることが出来ます。

ゆりかや黒帯会員さんが私の動きに反応出来ずに打たれたり投げられたりするのは、この一筆書きの動きがあるからでもあります。

私の老師は「動きの終わりは始まり」とよくおっしゃっていました。その言葉を私は一筆書きの動きと解釈して研究したのです。

この動きを身に付けるのは言うまでもなく、空体道の12の型の空法と黒帯会員さんであれば、型で培った動きを自由に表現する自由舞です。

一筆書きの動きは白帯会員さんや茶帯会員さんにはとても難しい動きではありますので、まず知識として覚えておいて下さい。そして黒帯会員さんは体現出来るように、より一筆書きを意識して空法や自由舞そして対練、組手に取り組んで下さい。



posted by ロン at 21:38| 日記