2025年11月21日

消極的な発想ではなく

空体道の対練や組手で、私はよく相手の側面、背面に回り込む動きを指導しています。

この場合、会員さんは「正面で戦っては、若い者、体格のよい者には敵わないから、側面、背面に回り込んで戦うための戦法なんだ」と思わないで下さい。

正面で戦ったら無理だから・・・そのような消極的な思考では、相手の側面や背面に回り込もうとしても、相手の圧力に押されて失敗する確率が高くなります。

相手が自分より若くても、自分より体格が良くても、圧力に押し込まれず、崩されず、プレッシャーを感じない。そして正面で互角に戦える戦闘技術を有しながらも、戦いのリスクを下げるために敢えて側面、背面に回り込む。

この積極的に思考があってはじめて、相手の意表をつき、側面、背面に着実に回り込めると私は思っています。

そのためにはまず相手の圧力に動じない身体の質を磨くことにあります。それは全身に重力が通り、重さに満ちた身体の質です。この身体の質があるからこそ、余裕を持って側面、背面に回り込むことが可能になるのです。

なので会員さんはまず脱力の稽古によって(基本、型)で身体の質を磨き、そのうえで相手の側面、背面に回り込む戦闘技術(対練、組手)を磨いていきましょう。

posted by ロン at 12:58| 日記