空体道の型、空法(12の単式)は形自体はとても簡素で学びやすいものです。
ただそんなシンプルな型ではありますが、意識に対する要求はそう簡単ではありません。
どんな動き、どんな形を取ろうと意識はつねに頭から足裏へ向かっている必要があるからです。
なぜそんな意識が必要なのか? 空体道の力の源は重力(重さ)にあるからです。重力はつねに地球の中心へと向かう力です。
その重力と身体を調和し、一体となるためには重力方向と一致した頭から足裏へと向かう意識が必要だと私は思っているのです。
しかし会員の皆さんは、どうしても動きの方向に意識が向いてしまい、頭から足裏へ意識が向くことはないと思います。動きの方向に意識が向かうため、身体の重さが頭から足裏まで落ちることなく、空体道の力を手にすることが出来ないのです。
思い返して下さい。私は前屈立ちでも後屈立ちでも、何なら平行立ちでも変わらぬ強力な威力の打撃、崩し、投げを繰り出すことが出来るのは(まだ未熟ではありますが)頭から足裏への意識が定まっているからです。
その点を考えて会員さんは今の空体道の型に向き合ってほしいと思います。