2026年04月23日

型の移動

今日の空体道教室で会員さんへアドバイスしたことの補足解説です。

これは前にも書いたことではありますが、大切なことなので会員さんはしっかりと心にとどめて下さい。

空体道の型はもちろん移動がともなう動きなのですが、前後へ動こうと、左右へ動こうと、回転して動こうと、その移動の根本には上下(上から下)への意識があることを忘れてはいけません。

上下(上から下)は重力方向と一致します。この感覚なくして空体道の威力(重さ)は生まれないし、身体が統一されることもないと私は思っています。

空体道の型は一歩、一歩、歩むように(重さが落ちるように)おこなう必要があり、移動方向へ身体をスライドさせるような感覚ではないのです。なので移動の際に脚のストライドをあまり伸ばすことはしませんし、後ろ足のひきつけも最小限にとどめる(とどまる)べきなのです。

これは以前の滑るような歩法の滑歩と矛盾するような聞こえるかもしれませんが、あくまで落ちる感覚があった上での滑る感覚なのです。ここは間違えないで下さい。

そのため空体道の型の一回一回の移動距離は必然的に短くなります。会員さんは気持ちよく、大きく、長く移動したいでしょうが、それでは空体道の型の本質に迫ることは出来ません。

非常に地味な動き、地味な歩みで、ある意味ストレスをかかえながら(笑)移動してこそが空体道の型の真骨頂なのです。




posted by ロン at 23:08| 日記

2026年04月22日

きっちりやらなくても

家での一人稽古の時は毎回教室のようにきっちりおこなう必要はありません。

きっちりやらなくては、と思うとしんどくてやりたくなくなる時もあると思います。

例えば基本の腕振り、脚振りですが、一人稽古で気分が乗らない時は、手についた水を払うような感じて、軽く振るだけでも良いし、脚振りについても足についたゴミを落とすような感じて適当に振るだけでもよいのです。

そんな適当な腕振り、脚振りでも、何年も何年も一人稽古で続けていれば、しっかり腕、脚の脱力の役に立つのです。

私もそんななんちゃって腕振り、脚振りをいつもやっているのでもう癖になっていて、無意識にやってる自分に後から気づくのです。そうなってしまえば、めんどくさいとか思うこともない訳です。何せ自動反応なので(笑
)

こんな風にきっちり一人稽古をしたくない時は、なんちゃって一人稽古でよいのです。とにかく日々続けることが大切ですよ、会員さん。


posted by ロン at 20:07| 日記

2026年04月21日

5月の稽古予定

5月の稽古予定の連絡です。

日曜日の西区体育館の稽古は、17日が使えないので、3日、10日、24日、31日の4回の稽古になります。

木曜日の中島体育センターの稽古は、前月が5回だったので、5月は7日、14日、21日の3回の稽古になります。

以上よろしくお願いいたします。
posted by ロン at 09:13| 日記

2026年04月19日

免疫力

今回は免疫力のお話です。もちろん医学的な免疫力ではなく、武術的な免疫力のことです。

会員さんは対練、組手において相手との接触した箇所(大抵は手や腕)に意識が集中してしまい、本人は気が付かないでしょうが、力んだり、バランスを崩したりして、思うように技がかからないケースが多いのです。

接触した箇所に意識が向いてしまうのはある意味仕方がないこと(触感)ではありますが、いつまでもそのままでは空体道の進歩は望めません。

免疫力を持つことです。相手と接触してもその箇所に意識が集中せず、あくまで意識が全身均等にめぐっていることが大切なのです。

さてどうすれば免疫力を獲得できるかと言えば、答えは一つ。稽古、稽古、そして稽古を続けることです。それしか答えを私は知りません。インスタントな免疫力は全力で抵抗する相手、本気で攻撃してくる相手には通用しないものです。

免疫力=接触点を気にしないことです。その境地に向かって会員さんはこれからも稽古を続けましょう。
posted by ロン at 20:38| 日記

2026年04月15日

落ちる感覚

私はよく脱力によって身体の重さが頭から足裏まで何の引っ掛かりもなく落ちていることが大切と説明していますが、今回はその説明をもう少ししたいと思います。

私個人の感覚では、例えば型をおこなって歩を進める時、進める足が地面に着地した時、身体の重さは足裏まで落ちるだけではなく、足裏を素通りして地面深く、大袈裟に言えば地球の中心まで落ちていく感覚があるのです。

ちょっと妄想的な感覚なので、会員さんは聞き流して結構なのですが、この感覚は立禅の時にも感じることがあります。立禅ですから身体は静止していますが、内面の重さは足裏から地球の中心まで落ちていく感覚。

今だ未熟な自分ではありますが、以前にはここまで落ちていく感覚はなかったので、その意味において脱力がより進歩しているのかな、と少しだけ嬉しく思う今日この頃でした。

posted by ロン at 22:04| 日記