2021年04月04日

姿勢で戦う

空体道の立禅は三つです。

並行立ちの立禅、前屈立ちの立禅、後屈立ちの立禅。

そして対練、組み手においても、この三つの立ち方のどれかに必ずなっています。だからこの三つの立ち方が安定(頭から足裏まで重さが通っていること)していなければ、対練も組み手も上手くはいかないと言えるのです。

なので空体道は姿勢(立ち方)で戦う武術とも言えるかもしれません。そしてその姿勢を作るのは、三つの立禅が主であり、そして二つの歩行法(前進歩、後退歩)が従と言えるでしょう。

型はそれが出来ている上での動きを学び、対練や組み手は立ち方、歩き方、動き方の総合検証にあたります。

会員さんに繰り返し言いますが、まず立禅無しに、そして歩行法無しに、空体道での上達は望めません。また困ったことに、立禅、歩行法共に真の成果が出るのにはとても時間がかかるのです。ほんの一生ほど(笑)

でも幸いなことに、空体道の三つの立禅、二つの歩行法は高齢になっても問題なく出来る方法です。だから時間がいくらかかっても大丈夫とも言えます。

空体道の会員さんは30代前半から60代後半までの男女と幅広くいらっしゃいます。皆さん、姿勢(立ち方、脱力、重さ、重力との調和)で戦う武術を目指して、まずしっかりと立禅(それと歩行法)に取り組んでほしいと思っています。



posted by ロン at 16:49| 日記

2021年04月02日

百聞は・・・

たしか高名な空手道の師範の方がこんなことをおっしゃっていたと記憶しています。

「百聞は一見にしかず。されど百見は一触にしかず」

私の好きな言葉です。

この言葉を空体道に当てはめたなら、空体道(私)の重さの質を言葉で聞いてもまるで分からない。その動きを見てもよく分からない。体験して初めてその質を理解することが出来る。

なので空体道の重さを体験してもらうため、打撃はダメージを与えてしまうので、基本的に崩し技、投げ技で会員さんに毎回体験してもらうことにしています。対練では全員に、組み手では黒帯会員さんに。

重さの体験の記憶は一生残ると思っています。なのでもし何かの事情で会を離れることがあったとしても、その記憶を頼りに重さ(の質)を探求することが出来ると私は思っています。


また重さを体験させることは、私のとてもよい勉強(会員さんは忖度せずにしっかり抵抗してくれるので)になってもいるのです。

だから今よりももっともっと先に進んだ重さの質を体験させられるようにこれからも精進あるのみです。
posted by ロン at 16:26| 日記

2021年04月01日

休日

今日は私もゆりかも休日です。

で、二人で焼肉食べ放題のお店に行き、その後真駒内公園で、立禅と円転太極拳をおこないました。

やはり木々の中(自然の中)での立禅は格別に気持ちがよいです。そのせいか、いつもより立禅時の下腹の張りを強く感じました。もう風船のようにパンパンです。

うむ、こんなに張るなら少しは身体の質が進歩したのかな、と喜びましたが、単に焼肉を食べ過ぎて腹が張っていただけかもしれません・・・

まあ、何にしろ腹いっぱい食べて、気持ちよく公園で稽古できたので、進歩したのかどうかはさておき、楽しい休日とあいなりました。

posted by ロン at 16:05| 日記

2021年03月30日

何を

立禅で何を練っているのでしょうか?

空体道の立禅で練っているのは「重さ」です。

立禅時に力を抜いて、力を抜いて、さらに力を抜いていき、重さを全身に行き渡らせるのです。

そして行き渡った重さの密度を高めて行き、全身を重さの塊と化していくのです。

空体道では、年齢差、体格差、性別差の壁を全身の重さで乗り越えていこうとしています。

その最も基本で、最も重要な稽古が立禅(と歩行)と言えるのです。

空体道では立つ事(立禅)、歩く事(歩行法)が上達しないかぎり、その先の動く事(型、対練、組み手)が不十分になってしまいます。

そのことを会員さんは忘れないで下さいね。
posted by ロン at 16:04| 日記

2021年03月29日

足の存在

脱力に特化した武術、空体道では足(脚)の存在がけっこう厄介なのです。

打撃にしても、崩しや投げにしても、どうしても足(脚)で地面を踏みしめて(蹴り上げて)力を出したくなるものです。

でもいつもそうやっていたら脚に力みが生じやすくなり、空体道の命である重さの活用が難しくなってしまいます。

足で地面を踏みしめる(蹴り上げる)行為はそう簡単には直らないものです(ただあくまで脱力の武術でのお話なので、足で地面を踏みしめる行為そのものは脱力の武術でなければ何も問題ないと思います)

で、どう克服するかと言えば、今まで通り力を抜く稽古を長く続けることでいつか自然に解消されるのですが、それでは少し不親切だと思いますので、会員さんにワンポイントアドバイスです。

いつも足と地面との間に薄紙があると思ってください。そしてその薄紙を破らないようなイメージで動いてみて下さい。

地面を踏みしめたり(蹴り上げたり)したら、薄紙はすぐに破れてしまいます。なので常にそ〜っと、そ〜っと、静かに、そして滑らかに動くのです。

型も対練も組み手もつねにそうやって動いてください。そのイメージを持ち続けていれば、そのうち足(脚)で地面を踏みしめたり(蹴り上げたり)しなくなるかもしれませんよ。
posted by ロン at 20:26| 日記