2022年09月04日

限界を知り、乗り越える

空体道の技の対練では、技を受ける相手はしっかり抵抗してよいので、崩し技や投げ技がかからないことがよくあります。

技がかからないと、がっかりしてしまう会員さんもいるかもしれませんが、まず自分の(技)の限界を知ることが大事だと私は思っています。

自分の限界を知りそれを乗り越えるために努力(稽古)することが大切なのです。

相手を気遣い安易に効かない技を受けてしまっては、相手は自分の限界を知ることは出来ません。相手のことを思ってあえて抵抗してあげるのも気遣いなのです。

まあ、かと言って自分の姿勢を崩してまで、がむしゃらに抵抗するのは、力む癖がつくだけなので関心しませんが、力まない範囲でしっかり抵抗して、相手に限界を知らせ、乗り越える努力を促すことはけっして悪いことではありません。

そして己の限界を知り、乗り越えるために必要なことは、何度も書いていることですが、身体の力を抜き、全身に重さを通し、重力と調和すること。空体道の本質はそこにあるのですから。

私も会員さんにどんなに抵抗されても技をかけることは出来ますが、それでも自分の限界を知っています。だからその限界を乗り越えるため、会員の皆さんと一緒に稽古しているのです。

これからも一緒に限界を乗り越えていきましょう。

posted by ロン at 02:31| 日記

2022年09月02日

技をつくる

空体道の技に名前はありません。すべては空体道の型(12の短い動き)からの応用なので、これは何々の型の応用の技です、と説明するようにしています。

12の型の応用の技は私自身いくつあるのか分かりません。何せ一つの型に、打撃技、崩し技、投げ技、関節技の要素が含まれているので、数が分かりません。私も会員さんに型の応用として技を説明している最中に、その技の別の応用をいくつも思いついてしまうのですから、きりがありません。

なので、会員さんも私が教えている技だけに満足せずに、空体道の応用としての技を独自に発見してみてはいかがでしょうか。最初は難しいと思いますが、技はこれしかない、という思い込みを捨てることが出来れば、嘘のように次から次への技のイメージが広がっていくと思いますよ。

これは私個人の思いなのですが、同じ技でもその時の状況やその時の相手によって、まるで別の技のように見えることがよくあります。技は生きているのです。変幻万化。

私は未熟なりにですが、空体道の十二の型に技をエッセンスをびっしり詰め込んだつもりです。そして私自身、その型の中からまるで宝探しのように新しい技を発見し続けています。

会員の皆さんもトレジャーハンターになって十二の型から、技という宝物を発見してください。



posted by ロン at 23:34| 日記

2022年08月29日

無心と無身

無心(むしん)と無身(むしん)は空体道にとって大切な言葉です。

今回は無心と無身という言葉について若干の説明したいと思います。

無心・・・自分の動きに囚われたり、相手の動きに囚われたり、つねに心が揺れ動くことがあっては、学んだ動き、学んだ技を表現することは出来ません。難しいことですが、無駄に考えることを止め、静かな心を持って、自分にそして相手にただ向き合うことが大切なのです。

無身・・・身体をどのように使うとか、あるいは使わないとか、いつでも「私」という意識で身体をコントロールしようとすると、動きに作為が入り、その動きは機械的で、ギクシャクしたものになってしまいます。身体を余計な「私」という意識で満たすことなく、身体の中を空にするのです。そして身体そのものに「私」をゆだね、あずけることによって、身体本来が持っている素晴らしい能力を引き出すことが出来るのです。

まあ、結局どらちも同じような説明になってしまいましたが(笑)、以上が空体道の無心と無身の簡単な説明です。
posted by ロン at 20:55| 日記

2022年08月28日

動画

今回の動画は相手との接触した手の柔らかさについてです。

相手との接触点が柔らかければ、柔らかいほど、こちらの全身の重さが相手に伝わり、相手は抵抗することが出来ずに崩れ、投げられてしまいます。

会員さんは参考にしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=dlL0L_3AIok&t=65s



posted by ロン at 23:12| 日記

2022年08月26日

2つの方便

私は脱力の状態を会員さんに理解しやすいように方便として色々な言葉で説明しています。

その中でも大切な2つの脱力感覚の方便を紹介したいと思います。

一つ目は、相手との接触点(面)はとにかくやりすぎなくらい柔らかく保つです。私は打撃では相手にやさしくやさしく接触するように打ち込むようにしています。また崩しや投げに関しても、相手にこれでもかと優しく接触するようにしています。

こう書くと「先生の打撃は身体の芯まで響くし、崩しや投げはどう抵抗しても根こそぎもっていかれるので、とてもやさしく接触されているようには思えない」と思う会員さんもいるかもしれませんが、私の技の威力は相手にやさしくやさしく接触しているからこそ生まれているのです。相手と優しく接触しようと心がけることによって、全身の力が均等に抜け、強力な重さが伝わるのです。

2つ目は、相手と自分が接触点を通して一体化(同一化)している意識を持つことです。相手との一体化の意識によって、相手はこちらの初動(技の起こり)を感じることが出来ず、防御反応が遅れてしまいます。この一体化の意識は打撃より、崩しや投げの際に特に有効となります。

以上簡単ですが説明してみました。会員さんは参考にして下さい。
posted by ロン at 19:39| 日記