2022年05月23日

不可逆的

空体道の理想とする力の抜けた身体の質になるまでは、長い時間(期間)がかかります。

そうなるまでは地味な練習をコツコツ続ける以外に方法はありません。

ただ一旦、力が抜け始めると、よほどのことが無い限り、脱力の身体はもとの力みやすい身体に戻ることはありません。

その意味では空体道の身体は不可逆的な身体と言えるのです。

とても長い時間はかかりますが、そうなった身体はずっとそのままの身体の質であり、元には戻らないのです。

また加齢と身体の質の向上は関係はありません。続ければ、続けるほどその質は向上し続けるのです。

冒頭書いたように脱力の身体の質を得るためには、地味な練習をひたすら続けるしか方法はありませんが、その成果として不可逆的な素晴らしい身体の質が手に入ることになるのです。

会員の皆さんも不可逆的な脱力の身体になるために、練習の日だけではなく、日常生活全てにおいて、力を抜くことを意識して下さいね。




posted by ロン at 22:26| 日記

抵抗

空体道では組み手はあたりまえですが、対練においても崩し技、投げ技に対してしっかり対抗してもよいことによっています。

これは本気で抵抗する人間には多少力が抜けていても技は容易にはかからないと言う現実を知るためでもあるのです。

技がほいほいかかるほど現実は甘くはありません。

ただし抵抗するのはよいのですが、何が何でも技にはかからまいとして、全身を力ませてひたすら抵抗している会員さんが何人もいます。

これはよくない抵抗です。力が抜けるまではある程度の力みは仕方がないことですが、毎回全身を力ませての抵抗をしては力を抜く練習のはずが、力むクセをつける練習になってしまうのです。これでは本末転倒です。

いつまでたっても脱力は身に付きません。

抵抗は力む手前まででよいのです。自分がこれ以上抵抗したら力むと思ったら、その時点で抵抗を止め、崩れ、投げられればよいのです。抵抗できたら勝ちとか、抵抗できなかったら負けとか言った考えは捨てなげればいけません。

力んでまでの抵抗は黒帯会員さん同士の対練、組み手でも見られますので、白帯、茶帯会員さんの手本となるように黒帯会員さんは特に注意が必要です。

抵抗は全身が力む手前で止めること。このさじ加減はけっこう難しいと思いますが、会員の皆さんはしっかり意識して稽古にのぞんで下さい。

そんな稽古を続けているうちに、力まず重さで技をかけられるようになり、また力まず重さで抵抗することが出来るような身体の質になっていきます。




posted by ロン at 15:50| 日記

2022年05月16日

空体道の立禅

空体道の立禅の特徴は、身体の筋力を極力使わないようにして立ち続けることです。

筋力を使わなければ、使わないほど、身体の力は抜け、全身に重さ(重力)が通るようになってきます。

ではどうすれば筋力を最小限しか使わず、立ち続けられるようになるのかと言えば、答えは簡単です。

「筋力を極力使わないように立ち続けよう」と思いながら立禅を続ければよいのです。

あとは時間(年月)が解決してくれます。

でも私もまだまだ筋力を使いすぎて立禅をしているようです。身体の各部に微妙な力みを感じています。

しかし改めて思います。立つこと、立ち続けることがこんなにも深く、そして面白いことを。立禅、一生やめられませんね。



posted by ロン at 16:08| 日記

2022年05月14日

足りない

私がいつも自分の武術について思っている言葉は「足りない」です。

脱力が足りない・・・重さが足りない・・・威力が足りない・・・重力との調和が足りない・・・

もう足りないものだらけです(笑)

普段、偉そうに会員さんに指導していますが、これが本心です。その意味では皆さんと同じです。

でも足りないながらも若いときには出来るわけがないと思われたことが、今ではある程度ですが可能になってきているのも事実です。

だから足りないのは、私のこれからの伸びしろだと思っています。いや〜すっごい伸びしろだらけです(笑)

なのでこれからも稽古、稽古、稽古、そしてほんの一生稽古あるのみです。

posted by ロン at 22:53| 日記

2022年05月11日

信じる

空体道の稽古で、どうしたら身体の力が抜けるようになるのだろう、どうしたら技が決まるようになるのだろう、どうしたらうまく戦うことが出来るようになるのだろう、と考えている会員さんもいることでしょう。

答えは簡単です。考えることを止めること。頭(私)ではなく、身体を信じてただ稽古を続けてけばよいのです。

自慢ではありませんが、空体道は、基本も、型も、対練も、組み手も、すべて力が抜けていくように体系されているのです。

だから頭であ〜でもない、こ〜でもない、と考えすぎてはかえって力が抜けにくくなってしまいます。

考えることをやめ、自分の身体を信じて、空体道を信じて、そして私を信じて(笑)稽古を続けていけば、いつか力が抜ける日が訪れるでしょう。

昔から言いますよね。下手の考え休むに似たり・・・
posted by ロン at 15:52| 日記