身体の力がある程度抜けてくると、筋肉の働きを感じにくくなっていきます。
もちろん力が抜けても筋肉の働きなしに動くことは出来ないので、筋肉はしっかり働いてはいるのですが、それでも脱力が進むにつれて、その働きを感じにくくなっていきます。
それは全身の筋肉が協調して無理なく働いているのせいだと私は思っています。
身体のどこかの筋肉が突出して働いていてたら、その働きは感じやすいと思いますが、全身の筋肉が協調して無理なく働けば、働くほど、その分、身体の負荷、負担が減っている訳ですね。そのせいで筋肉の働きを感じなくなるのでしょう。
練精会武術の上達を考えた場合、基本、型ではあまり動いている感じがしない、動きの負荷をあまり感じない。また対練、組手では相手の力、抵抗をあまり感じないことが大切になります。
なので基本、型をしっかり出来ても(覚えても)、対練、組手で相手に技がかかったとしても、自分の筋肉の働きを感じるようでは、まだまだ練精会武術の上達とは言えないのです。
この点を会員さんはしっかり自覚して、自分の上達具合を確認するとよいでしょう。
2023年11月05日
中身だけ
練精会の脱力の身体についてのお話です。
ただしあくまで練精会内の脱力の身体についてのお話で、脱力全般についての解説ではないことを会員さんは理解して下さいね。
さて練精会の脱力の身体は、見た目も、動きも、一般の人とあまり変わらないように見えて、言うなれば力が抜けているようには見えないのです。いたって普通。
会員さんの中には脱力の身体と言うのは、くた〜っとしているような見た目と動きを想像する方もいるかもしれませんが、練精会ではそうではないのです。
練精会の脱力した身体は外側はそのままで、中身だけ、中身すべての力が抜けている状態です。
あくまで感覚的な話ですが、外側はそのままで、中身には筋肉もなく、骨もなく、内臓もなく、詰まっているのはただ重さだけ。これが練精会が理想とする脱力の身体です。
一般の人とくらべて外身は普通。中身は異質・・・こうなって初めて身体と重力が調和することが出来ると私は思っています。
以上、練精会の脱力の身体についてのお話でした。会員さんは参考にして下さい。
ただしあくまで練精会内の脱力の身体についてのお話で、脱力全般についての解説ではないことを会員さんは理解して下さいね。
さて練精会の脱力の身体は、見た目も、動きも、一般の人とあまり変わらないように見えて、言うなれば力が抜けているようには見えないのです。いたって普通。
会員さんの中には脱力の身体と言うのは、くた〜っとしているような見た目と動きを想像する方もいるかもしれませんが、練精会ではそうではないのです。
練精会の脱力した身体は外側はそのままで、中身だけ、中身すべての力が抜けている状態です。
あくまで感覚的な話ですが、外側はそのままで、中身には筋肉もなく、骨もなく、内臓もなく、詰まっているのはただ重さだけ。これが練精会が理想とする脱力の身体です。
一般の人とくらべて外身は普通。中身は異質・・・こうなって初めて身体と重力が調和することが出来ると私は思っています。
以上、練精会の脱力の身体についてのお話でした。会員さんは参考にして下さい。
posted by ロン at 10:27| 日記
2023年11月04日
2023年11月03日
立つ、歩く
立つことが出来ないと、歩くことが出来ない。歩くことが出来ないと、動くことが出来ない。動くことが出来ないと、戦うことが出来ない。
これが練精会武術体系の鉄則です。
なので何が大事と言えば、人の大基本である、立つこと、歩くことです。
練精会の空体道では立つ稽古は抱式立禅と三体式立禅であり、歩く稽古は三体式前進歩、三体式後退歩です。
そして立つ稽古の上達は自然体の平行立ちで、肩を横からしっかり押されたり、胸や背中を正面からしっかり押されたりしても、ぐらつかない姿勢の安定が必須。
また歩く稽古の上達は普通に歩いていて、相手が正面から前屈立ちの姿勢で両手を伸ばしてしっかり止めようとしても、そのまますたすた歩く続けられる姿勢の安定が必須。
立つ稽古、歩く稽古で、重さが頭から足裏まである程度落ち、身体にある程度重さが通っているなら、上記のテストは簡単にクリア出来ます。
立つ稽古も歩く稽古も単純で地味ですが、その効果は絶大です。しかしその効果を得るには長い時間(期間)が必要になります。
当たり前ですが、教室だけではなく普段から立つ稽古、歩く稽古に会員さんは取り組んで下さいね。
これが練精会武術体系の鉄則です。
なので何が大事と言えば、人の大基本である、立つこと、歩くことです。
練精会の空体道では立つ稽古は抱式立禅と三体式立禅であり、歩く稽古は三体式前進歩、三体式後退歩です。
そして立つ稽古の上達は自然体の平行立ちで、肩を横からしっかり押されたり、胸や背中を正面からしっかり押されたりしても、ぐらつかない姿勢の安定が必須。
また歩く稽古の上達は普通に歩いていて、相手が正面から前屈立ちの姿勢で両手を伸ばしてしっかり止めようとしても、そのまますたすた歩く続けられる姿勢の安定が必須。
立つ稽古、歩く稽古で、重さが頭から足裏まである程度落ち、身体にある程度重さが通っているなら、上記のテストは簡単にクリア出来ます。
立つ稽古も歩く稽古も単純で地味ですが、その効果は絶大です。しかしその効果を得るには長い時間(期間)が必要になります。
当たり前ですが、教室だけではなく普段から立つ稽古、歩く稽古に会員さんは取り組んで下さいね。
posted by ロン at 07:44| 日記
2023年11月01日
危険人物
私は妻のゆりかにとってある意味危険人物なのです。
脱力が進み、ある程度ですが全身に重力(重さ)が通るようになっていて、その身体の質は稽古中も日常も変わらなくなっています。
なので日常生活でゆりかにうっかりぶつかってしまうと、私はそんな気はまったくないのですが、私の重さではじき飛んでしまうのです。
以前、外で食事をした時、一緒に立ち上がった際にゆりかと軽くぶつかったのですが、その衝撃で危うく隣のテーブルまで吹っ飛びそうになったことがあったのです。
それ以降、私はゆりかに危険人物として正式に認定されました(笑)。
ゆりか、特にキッチンで料理中に私が近づくと、ぶつからないようにとくに注意していると申されています。たしかに料理中にふっとんだら危険ですよね。
と言う訳で危険人物と化した私ですが、本人がその危険性にまったく気づいていないのが問題ですね。
なので私もなるべく不用意にぶつかりないように注意したい今日この頃なのでした。
脱力が進み、ある程度ですが全身に重力(重さ)が通るようになっていて、その身体の質は稽古中も日常も変わらなくなっています。
なので日常生活でゆりかにうっかりぶつかってしまうと、私はそんな気はまったくないのですが、私の重さではじき飛んでしまうのです。
以前、外で食事をした時、一緒に立ち上がった際にゆりかと軽くぶつかったのですが、その衝撃で危うく隣のテーブルまで吹っ飛びそうになったことがあったのです。
それ以降、私はゆりかに危険人物として正式に認定されました(笑)。
ゆりか、特にキッチンで料理中に私が近づくと、ぶつからないようにとくに注意していると申されています。たしかに料理中にふっとんだら危険ですよね。
と言う訳で危険人物と化した私ですが、本人がその危険性にまったく気づいていないのが問題ですね。
なので私もなるべく不用意にぶつかりないように注意したい今日この頃なのでした。
posted by ロン at 10:25| 日記