2020年06月13日

自分ではない自分

空体道において「自分」を強く出すことを戒めるようにしています。

「自分」と言う自我を押し出すと、その動きは作為的で、硬く、雑に、荒々しく、ぎこちなくなってしまいます。

それは「自分」が身体の支配者で、「自分」が身体を全てコントロール出来ると言う考えに囚われてしまうからだと私は思います。

「でも先生、身体を動かすのは自分以外にいませんよね。それではどうすればよいのでしょうか?」と言う会員さんの声が聞こえてくるようです。

自分ではない自分の存在を信じることです。自分ではない自分とは、頭の中だけに居る「自分」ではなく、頭、胴体、脚等、身体すべてに居る自分です。その身体すべてに存在する自分に「自分」をゆだねて動けばよいのです。

そうすればその動きは、自然で、柔らかく、繊細で、やさしく、滑らかなものとなるでしょう。
posted by ロン at 11:42| 日記

2020年06月11日

稽古再開について

会員の皆さんへ連絡です。

稽古再開の件ですが、格技室は当分の間は使用不可との事で、少なくとも今月は無理なようです。

何とか7月に再開出来たら良いのですが・・・

それまで私も副代表のゆりかも自宅での稽古頑張ります。皆さんも一人稽古頑張って下さい。

そしていつかまた空体道の稽古でお会いしましょう。
posted by ロン at 20:07| 日記

こうありたい

空体道はこうあってほしいと願い創始しました。

空体道は重力に抗って立つのではなく脱力によって重力と調和して立つ・・・空体道は筋力よりも重さを主に動く・・・空体道は速さよりも滑らかさを求める・・・空体道は筋力による威力でなく重さによる衝撃を選択する・・・空体道は意識よりも無意識を重視する・・・空体道は形を整えることは二の次とし内面の状態を整えることを第一とする・・・空体道は勝つことより負けないことに価値を求める・・・空体道は強さより健康よりも何より心の平安を目指すために存在する・・・

こう書いた私自身、未熟で至らない段階ですが、会員の皆さんへはこんなことを伝えたいと思っているのです。


posted by ロン at 17:04| 日記

2020年06月07日

空手道

私が30代後半から約10年間ほど、自分の武術を高める為に、他流儀の方々と交流組み手を多数おこないました。

一番数多くおこなった方は、何度も書いたことがある他門の内家拳師範ですが、後のほとんどは空手道を修行されていた方々でした(他には日本拳法、少林寺拳法、ボクシング、キックボクシングといった方々でした)

交流した流派の空手道の方々・・・重い下段蹴りと多彩な上段蹴り、そして中段へ突きの連打を得意とされた空手家の方・・・つねに私の側面、背面へと回りこみ、上段蹴りや崩し投げを得意とされた空手家の方・・・防具を着用し、正拳ではなく縦拳での避けがたい独特の伸びる突きを得意をされた空手家の方・・・

攻撃に対し受けと同時に強烈な突きを放ち、カウンターによる一撃必倒を得意とされた空手家の方・・・上下に軽くステップを踏み、遠い間合いから飛び込むように一気に接近して、上段や中段への正拳突きを得意をされた空手家の方・・・接近戦を主として衣服や腕を掴む等して、相手を固定しての突きや蹴りを得意にされた空手家の方・・・

様々な空手流派の方々との組み手は本当に勉強になりました。亡くなった内家拳師範と、そして数多くの空手家の方々との交流組み手がなかったら、今の私はいないと思っています。

なので空体道を説明する時に学んだ中国武術の内家三拳、合気道の影響以外にも、しっかり学んだことはない空手道の影響もあります、と言っているのは、上記に理由によるものなのです。

空手道の皆様、私と組み手をしていただき、本当にありがとうございました。押忍!
posted by ロン at 12:59| 日記

2020年06月06日

やり過ぎない

本日二つ目の会員さんへの脱力についてのワンポイントアドバイスです。

それは、やり過ぎないこと、です。

例えは空体道の操身法の腕振り、足振り、体振りで説明したいと思います。

会員さんはご存知ですが、腕振りは上下に腕を振る、前後に腕を振る、左右に腕を振ることによって、主に肩、腕、腰をゆるめる稽古法。足振りは、足を前に振る、足を横に振って脚全体をゆるめる稽古法です。

その際、会員さんはその動きを大きく、勢いよくおこなってはいないでしょうか?

大きく振ったり、勢いよく振ったほうがより力が抜けると思いがちですが、それでは肩や腕に力みが生じやすくなってしまいます。

これは体振りにも当てはまります。体振りは身体を小刻みに上下に振って、全身をゆるめる方法ですが、これも大きく、勢いよく振ってしまうと、足腰や背中に力みが生じやすいのです。

空体道ではやり過ぎは禁物です。

会員さんで、腕ふり、足振り、体振りで、身体のどこかに刺激を強く感じるなら、それはやり過ぎです。あくまで低刺激、あるいは刺激を感じない程度におこなって下さい。

今回は操身法を例にとって説明しましたが、操身法に限らず、型の空法や自由舞でも同様です。

空体道では、やり過ぎずないこと、そして身体への刺激は、低刺激の範囲内で稽古することが大切なのです。
posted by ロン at 16:52| 日記